メンタルヘルステクノロジーズは2月14日、「40代の女性の不妊治療に関する実態調査」の結果を発表した。調査は2022年12月19日、配偶者との子どもを望む40代の女性109名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、配偶者との子どもを望む40代女性の52.3%が「不妊検査」を経験しており、配偶者も48.6%が「不妊検査」を受けている。また、「不妊治療」の実施率については、配偶者が40.4%であるのに対し、女性自身は9.1ポイント高い49.5%という結果に。
さらに、「自身の不妊の可能性を考えたことがある」と回答した人の割合は、女性自身は76.1%と高い割合を示したのに対し、配偶者は26.6ポイント低い49.5%にとどまった。
次に、不妊治療に対して思うことやイメージを教えてもらったところ、「高額な治療費がかかる」(88.1%)、「ゴールが見えず、精神的な負担が大きい」(63.3%)、「痛みや肉体的な負担が大きい」(59.6%)が上位に。
そこで、「2022年4月から不妊治療が保険適用されます。不妊治療を行うとなった場合、金額への不安はありますか?」と質問したところ、「非常にある」が63.3%、「ややある」が23.9%と、約9割が「金額への不安」を払しょくできずにいることがわかった。
次に、「妊活のために意識的に取り組んでいることはありますか?」と尋ねたところ、52.3%が「ある」と回答。具体的には、「食生活の改善」(64.9%)が最も多く、次いで「適切な睡眠時間の確保」(63.2%)、「ストレスを軽減させる」(59.6%)と続いた。