「バナナの皮ですってんころりん」は古典的なギャグとして認知されていますが、実は「バナナの皮ですべる」という認識は日本だけではない模様。

建築・アート関係のライターである青野 尚子さん(@najapan)がシェアした海外のカラーコーンが、あの名作ゲームを彷彿とさせると話題になっています。

「スリップ注意」なのでバナナの皮の形をしています。ロンドン。(@najapanより引用)

  • (@najapanより引用)

この投稿に対してリプライや引用リツイートでは、「こういう遊び心好き」「これはグッドデザイン!」「マリオカートだ」と、賞賛の声や「マリオカートを思い出す」というコメントが寄せられました。

「ハワイのシーライフパークでも見かけたことあります!」「シンガポールでもたまに見かけます!」と、同様のカラーコーンをほかの場所で見かけた人もいるようです。

今回6.3万件(2月10日時点)もの「いいね」が集まったバナナのカラーコーン、どこで見かけたものなのでしょうか。ツイ主の青野尚子さんにうかがいました。

「スリップ注意」、投稿者に聞いてみた

――こちらの写真のカラーコーン、ロンドンのどのあたりで見つけたものですか?

テムズ川南岸にあるバタシー発電所近くです。他の場所では見かけませんでしたね。

――今回の投稿には大きな反響が寄せられていますね。

そんなにウケるとは思っていなかったので、驚きました。また調べたところ、多くの方が指摘されていたマリオカートからの影響だったらしい、というのもびっくりでした。


今回注目を浴びたカラーコーンは「バナナ・コーン(Banana Cone)」という、アメリカ・テキサス州の企業が製造している製品。任天堂のゲーム「マリオカート」に着想を得て、すべりやすいことをわかりやすく伝えるために、バナナの形になったのだそうです。

日本発のゲームが海外の製品にもこんな風に影響を与えていたとは……なんとも興味深い話題ですね。