ウチコミは1月13日、「年代別 お部屋探しの希望条件」に関する調査結果を発表した。同調査は2020年10月1日~2022年10月1日、全国の男女1万1,628名を対象に、インターネットで実施した。

  • 入居希望者に人気の間取りランキング

入居希望者に人気の間取りを尋ねた。10代が最も多く支持したのは「1K」で、20代は「1LDK」、30~60代以上は「2LDK」となった。年代が高くなるにつれ、希望間取りも広くなるが、これはライフスタイルの変化や可処分所得の変化が影響していると推測されるという。単身者向けの間取りは「ワンルーム」よりも「1K」の方が需要が高かった。各年代で幅広く人気があるのは「1LDK」となっている。

家賃の希望を年代別で見てみると、10代・20代・40代・50代が最も多く支持したのは「6万円~7万円」だった。30代は「7万円~8万円」、60代以上になると「5万円~6万円」が最も多かった。平均的にはどの年代も家賃6万円~7万円を第1希望としている。

希望とする駅までの徒歩時間は、若い年代ほど、駅近物件を好む傾向があり、10代・20代は「10分以内」、30代・60代以上は「15分以内」が最も多かった。40代・50代では、駅から多少離れても広い間取りを希望するためか、「20分以内」が最も多くなっている。

希望する設備は、全年代とも「バストイレ別」が最も多かった。「エアコン」という回答も多い。若い世代にはセキュリティ面から「2階以上」が人気を集めている。

初期費用も、全年代で「10万円以下」が最も多かった。