JR西日本近畿統括本部は、2023年3月18日のダイヤ改正で、福知山線篠山口～福知山間、山陰本線園部～福知山間などにおいて、利用状況に合わせた一部列車の運転取りやめや運転時刻・区間の変更など実施すると発表した。

  • 福知山電車区へ向かう223系の回送列車(2018年6月の取材時に撮影)

福知山線の篠山口～福知山間では、朝夕の一部列車が見直しに。平日朝の始発列車として運転される福知山駅4時43分発・篠山口駅5時41分着の上り普通列車は福知山駅の発車時刻を18分繰り下げ、同駅5時1分発として運転。平日朝のみ運転される福知山駅5時16分発・篠山口駅6時10分着の上り普通列車、篠山口駅7時27分発・福知山駅8時31分着の下り普通列車は運転を取りやめる。夕方に運転される篠山口駅17時2分発・福知山駅17時58分着の下り普通列車も運転取りやめとなる。

山陰本線も朝夕の時間帯、園部～胡麻間で上下各3本の運転を取りやめる。現行の始発列車である園部駅6時0分発・胡麻駅6時16分着の下り普通列車が運転取りやめとなるため、同区間の始発列車は17分繰下げに。胡麻駅を6時48分発に発車する園部行の上り普通列車と、平日17～19時台に園部～胡麻間で運転される普通列車2往復もダイヤ改正に合わせ、運転を取りやめる。

綾部～福知山間でも、16時台の上下各1本が運転取りやめに。その他、山陰本線の豊岡・城崎温泉～香住間でも、9～12時に運転される城崎温泉～香住間の上下各1本、豊岡～香住間の上下各1本について運転取りやめを予定している。