漫才師の王座決定戦『M-1グランプリ2022』で優勝したお笑いコンビ・ウエストランドが18日、東京・六本木のテレビ朝日で優勝会見に臨み、河本太が優勝決定時に見せた涙の理由や、1000万円の使い道を明かした。

  • ウエストランド

ファイナルステージはウエストランド、ロングコートダディ、さや香の順番で漫才を披露し、ウエストランドは6票を集め優勝。河本は優勝が決定した瞬間静かに涙を流した。会見ではその涙の理由を「子どもが2人出来てからというもの、涙腺がぶっ壊れていてすぐ泣いてしまうようになったんです。自分がチャンピオンになるなんて思ってこなかったですから、やっぱり家族の顔が浮かんで。早く娘の保育園で自慢したいですね」と説明した。井口は涙を見て驚いたようで「ドン引きですよ。なんにもしてない、台詞もほとんどない奴が泣くシーンを散々見てきていて、そういうのはもういいからとにかく泣くなと言っていたのでびっくりしました」と相方へも毒舌の井口節全開。河本は「かっこ悪いんですけど」と照れ笑いを見せた。

賞金の使い道については、井口が「僕が1000万全部欲しいくらいなんですけど、僕のピンの仕事も折半にしているので『井口優しい』と書いていただきたい」と記者陣にアピールしつつ「賞金はもちろん有難いんですけど、チャンピオンになれたことが一番有難いので、忙しくなっても体にガタがこないように、常にマッサージしながら贅沢に使いたい」と語った。

河本が「つまらないのですが、娘が2人いますので、今年崩してしまった学資保険を補填したいですね。ちょっと手をつけちゃって」と話すと、井口は思わず「つまらないというか引くわ」とツッコんだ。