SHIBUYA109発「2023年のトレンド予測」! “無理せず我慢せず、等身大の自分を楽しむ”

SHIBUYA109エンタテイメントが運営する若者マーケティング研究機関「SHIBUYA109 lab.(シブヤイチマルキューラボ)」は、保有する独自ネットワークにて、15~24歳の女性372人を対象に実施した「2023年のトレンド予測」の結果を発表した。

「カフェ・グルメ部門」では、「夜カフェ&バー」「ルーフトップバー」などが選ばれた。夜の時間に友達と外で過ごすことが増え、夜のシーンで楽しめる場所に注目が集まっている。居酒屋などお酒を飲める場所ではなく、お酒を飲まない・飲めなくても楽しめる場所を求めていることが特徴。

また、クラブやバーなど、少し背伸びしていくような場所に憧れを持っているものの、最初から本場に行くのではなく、「●●風」「●●っぽい」など、ハードルを少し下げ、まずは雰囲気を味わいたいというニーズがあることが分かる。

「モノ・コト部門」では、「昭和アイドル」「平成マンガ」などが選ばれた。昭和のアイドルや平成初期のマンガなどのリバイバルトレンドは、Z世代にとってその「エモさ」だけでなく、個性を貫き、自由に生きる「思想(マインド)」が魅力となっている。

調和を重視し、周囲の目線を気にしがちな彼らだが、そのマインドを自らに取り込み反映したいという気持ちの表れであるといえる。

「ファッション・コスメ部門」では、「海外ガール」「白湯メイク」などが選ばれた。Z世代が引き続き韓国や中国を中心としたアジアトレンドに注目する中、来年はアメリカやイギリスなどの欧米諸国のカルチャーにも注目が集まりそう。

モノ・コト部門と同様、調和を大事にするZ世代が「自分らしさ」や「強い個性」の表現に目を向け始めている傾向がみられるという。

「アーティスト部門」では、次世代アイドル・K-POPアーティスト、ビジュアル系バンドなど、多岐にわたるアーティストがノミネート。また、新人からベテラン、昭和～平成に活躍したアーティストまで、世代も時代も問わずに楽しんでいる様子が見られる。