大和書房は「台湾はおばちゃんで回ってる?! 」(近藤 弥生子 著)を12月10日に発売した。

  • 「台湾はおばちゃんで回ってる?! 」858円(大和書房)

著者である近藤弥生子さんは、台湾で出産→日本で離婚後、「シングルで生きるなら日本より台湾のほうがいい! 」と、2歳の子を連れて台湾へ。シングルマザーとして6年働き、現地台湾人と再婚・出産した。「オードリー・タンの思考」(ブックマン社)などの著作があるノンフィクションライター・近藤さんの最新刊となっている。

彼女が見た台湾人は、スルー能力が高くてストレートな物言いをする、多様性に富んでいて同調圧力がない、食を大切にし、困ったらみんなで助け合う。台湾で暮らすうち、次第に日本で身につけていた「呪縛」から解き放たれていたことに気付かされたという。台湾式の産後ケアや子育て、仕事観や市民活動などにも触れつつ、日本とは違った考え方やたくましさ、優しさを台湾の暮らしから紐解く。

同書の目次は以下の通り。
第1章 たくましくて人間味あふれる台湾人
第2章 とにかく「食」を大切にする
第3章 シングルマザーとして暮らし、台湾人と子連れ再婚
第4章 台湾で子育て、そしておばちゃんになった私

「台湾はおばちゃんで回ってる?! 」(858円)は大和書房から発売中。