イノベーションシステムが運営するひまわり教育研究センターは12月6日、「お子さんの中学受験を振り返って、やらなければよかったと後悔していること」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は2022年8月、偏差値60以上の中学校に通う子どもを持つ保護者150人を対象に、インターネットで実施した。
子どもの中学受験を振り返って、やらなければよかったと後悔していることがあるか尋ねたところ、67.3%が「後悔していることがある」、32.7%が「後悔していることはない」と回答した。
父親、母親別に見ると、「後悔していることがある」という回答は、母親は73.9%、父親は61.7%だった。母親は父親と比べると、「後悔していることがある」という回答が約12%多いことがわかった。
「後悔していることがある」と回答した人に、やらなければよかったと後悔していることを3つまで選んでもらったところ、「成績のことで叱ったこと」(27.7%)、「遊びをさせすぎたこと」(24.8%)、「勉強をさせすぎたこと」「低学年のうちにもっと勉強をさせておけばよかったこと」(各19.8%)が多かった。
母親が父親と比べて顕著に多かった回答は、「夜遅くまで塾に通ったこと」、「塾に入れるのが遅すぎたこと」、「塾に入れるのが早すぎたこと」だった。父親が母親と比較して顕著に多かった回答は、「勉強をさせすぎたこと」、「遊びをさせすぎたこと」となっている。