脱門サロンの「恋肌」は11月18日、「介護経験者からの介護脱毛」に関する調査の結果を発表した。調査は11月1日、ゼネラルリサーチにて親族などを介護した経験のある男女1,043人を対象に行われたもの。

  • 介護者となったのは何歳ごろでしたか?/どのような方の介護をしていましたか(していますか)?

まず、介護者となった年齢について聞いたところ、「50代」が35.3%で最も多く、次いで「40代」が29.3%、「30代」が16.9%で続いた。

介護の相手について尋ねると、「配偶者または自分の親」が84.2%で最多となり、以下「配偶者」が5.5%、「配偶者または自分の兄弟姉妹」が3.6%で続いた。

介護を受ける相手の状態については、「認知症・高齢による衰弱」が53.9%、「骨折や転倒」が15.3%、「脳血管疾患」が14.9%であった。介護の期間は、「現在も続いている」が24.9%で最も多く、次いで「1年以上3年未満」が23.0%、「3年以上5年未満」が18.7%で続いた。

  • 介護を受ける方はどのような状態でしたか?/介護は何年間くらい続きましたか(続いていますか)?

介護において何が一番大変だったか聞いてみると、「排泄の介助」(38.8%)、「コミュニケーション」(19.8%)、「入浴の介助」(13.0%)の順に多い結果となった。

  • 介護のお世話で何が一番大変でしたか(大変ですか)?

排泄の介助は苦労したかについては、「とても苦労した・している」が37.6%、「やや苦労した・している」が33.8%、「あまり苦労しなかった・していない」が15.0%、「まったく苦労しなかった・していない」が13.6%となった。

排泄介助に備えてしておくべきことを聞いてみると、「トイレのバリアフリー化」が55.6%で最も多く、次いで「専門家への相談」が44.9%、「家族での話し合い」が42.5%、「介護脱毛」が21.2%で続いた。

  • 排泄の介助は苦労しましたか?/排泄介助に備えて何をしておくべきだと思いますか?

自身の介護経験を踏まえ、介護脱毛は有効だと思うか尋ねた。すると、26.6%が「そう思う」、38.1%が「ややそう思う」と回答し、合わせて6割以上が有効だと思っていることが分かった。

  • ご自身の介護経験を踏まえ、介護脱毛は有効だと思いますか?/自身が介護される立場になった時に備えて介護脱毛しておこうと思いますか?

有効だと思う理由については、「便をオムツでするようになると拭き取るのが大変だから」「排泄の後の処理が楽になるから」「清潔に保つため」などといったコメントが寄せられた。

自身が介護される立場になった時に備えて介護脱毛しておこうと思う人も、合わせて6割以上となっている(「とてもそう思う」が24.1%、「ややそう思う」が36.0%)。