「東京大学より入るのが難しい」といわれることもある超難関大学、東京藝術大学。日本の芸術系大学の中でも最高峰と位置づけられています。美術学部と音楽学部の2学部で構成されてます。さて、ココは音楽学部の一室。壁を見ると生徒の落書きが…

藝大生の心の叫びを練習室で見つけました

  • (Twitter 東京藝術大学生協学生委員会@geidai_gi より引用)

「私以外、皆うまい」…日本全国から芸術系のツワモノたちが集まってくる 東京藝術大学。「だからこそ」なのか、それとも「それにも関わらず」なのか、頂点と言われる中にも上下が出てきてしまうのでしょうか。白壁に小さく繊細な筆致で書かれた文字がちょっと切ない。フォロワーからも共感や励ましの声が寄せられました。

「みんなそう思ってる」「最高峰の藝大生でも思うことは同じなんだなぁ」「悔しいのは、本気の証拠だよね」「うんうん。レベルは違えど、よっくわかるよ」「辛そうだけど、負けないでー」などなど。投稿者の東京藝術大学生協学生委員会にお話を伺いました。

■投稿者さんに聞く

……東京藝術大学生協学生委員会とはどんな組織でしょうか。

学生委員会は生協が管轄する学生組織で、生協の店舗に置く品物を決めたり新歓を企画したり交流会などを定期的に開いています。学生生活の向上を目的とした組織です。

……この落書きは藝大のどこに書かれていたものでしょうか。

音楽学部の練習室の壁にありました。

……このラクガキを発見した時の感想は?

自分も同じ気持ちになったことがありまして、先輩もそうだったのかと思いました。

……同じ藝大生として思い当たることはありますか。

藝大にいるのは同世代で県内1位とか日本一を取ったことあるみたいな人たちばかりです。そんな人達が集まればまたその中でうまさの順位がつくわけで挫折を味わう人も多いと思っています。練習室にいるということはそれを味わってなお努力した人だと思いますので、尊敬するところです。

……このラクガキの主に一言、言葉を投げかけるとしたら?

自分のいい所を見て頑張って欲しいと伝えたいです。

▼藝大生の心の叫びを練習室で見つけました