日経トレンディは11月3日、「2022年ヒット商品ベスト30」と「2023年ヒット予測ベスト30」を発表した。
「2022年ヒット商品ベスト30」は、「売れ行き」「新規性」「影響力」の3要素からヒットの度合いを評価し、独自にランク付けしたもの。昨年にすでにヒットしていた商品は原則対象外としている。
1位は、「Yakult1000/Y1000」。両商品は、従来"腸活"が主だった乳酸菌飲料に「睡眠の質の改善」という新たな価値を加えて大ヒット。注目度向上により、乳酸菌飲料全体が前年比で約135%に伸びたという。
2位には「ちいかわ」、3位には「PCM 冷却ネックリング」、4位には「トップガン マーヴェリック」、5位には「完全メシ」がランクインした。
「2023年ヒット予測ベスト30」では、2022年10月から2023年9月の間に発表・発売されそうな商品・サービスが対象。売り上げ、販売量が伸びることが予想される事、画期的な技術や着眼点がある事、消費者の生活スタイルが変わる可能性がある事を基準に、ヒットの度合いを評価している。
1位には「コンビニジム」が選ばれた。コンビニ感覚でふらっと立ち寄れる初心者向けのジム「chocozap」が、隙間時間に「5分の筋トレ」という新しい選択肢を生むきっかけとなっており、格安ジムの拡大を図る他チェーンも見られている。
2位には「ステルス家電」、3位には「カスタムビール」、4位には「エレキソルト」、5位には「東急歌舞伎町タワー」がランクインした。
両ランキングは、11月4日発売の「日経トレンディ12月号」に詳細な分析とともに掲載。また、今年ブレイクした「今年の顔」として間宮祥太朗さん・清野菜名さん、「来年の顔」として高橋文哉さんが選ばれている。