リフトは、10月19日より、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて、「雪駄×スニーカー」日本製シューズの先行販売を開始した。

  • 雪駄スニーカー (一般販売予定価格 3,6300円)

「雪駄スニーカー」は、内側のつま先部分に取り付けられた「前坪(まえつぼ)」によって、履くだけで親指と人差し指が自然と分離。そのため、まるで雪駄のような履き心地を味わえるとのこと。つま先がよく動くようになるので足の指に力が加わりやすく、歩くだけで指先運動が実践できるという。

加齢で足の筋力が衰えてくると、親指の付け根、小指の付け根、かかとを結ぶ3本のアーチを維持することが難しくなり、自然と「地面をつかむ力」も低下していく。この地面をつかむ力である「把持力(はじりょく)」をバックアップし、歩行時のスピード維持や、転倒しにくい歩行姿勢をサポートする。

足の専門病院である下北沢病院によるモニター検証でも、つま先の筋肉が使いやすくなる雪駄スニーカーを履くと、この「把持力」に違いが生じることが実証されたという。​

雪駄スニーカーでは、「ストローベル製法」を採用。高密度に織り込まれた帆布を使用した軽くて柔軟性のあるアッパーが、歩く時の足の形に沿ってよく曲がる。また、革靴では定番のミッドソール(中底)を省くことで、素材の反りが強くやわらかな履き心地を実現した。

アウトソールには、登山靴やアウトドアシューズによく使用される、イタリアのヴィブラムソールを採用。高レベルの耐摩耗性と硬い路面での使用に適した衝撃吸収性も兼ね備えた軽量素材「HAE」で、スニーカーライクなボリューム感と、歩きやすさを追求したソールになっている。価格は36,300円。