クオーレは10月19日、「片付けに対する意識調査」の結果を発表した。調査は10月5日~19日、20~60代の男女300名を対象にインターネットで行われた。

  • 自分は片付けられる人だと思いますか?

    自分は片付けられる人だと思いますか?

「自分は片付けられる人だと思いますか?」と質問したところ、「思う」が48%、「思わない」は52%とほぼ互角。

「片付けられる人」に理由を聞くと、「不用品は捨てる」「物を増やさない」などの日常的な意識のほか、子どもの頃からの習慣や生まれながらの性分が要因になっている人も。また、第三者から「きれい」「片付いている」と評価されることや、「片付いていないとイライラする」といった理由があがった。

一方、「片付けられない」人は、常に散らかっていて物が行方不明になる部屋の状態や、「捨てられない」「片付け途中で挫折する」「物がどこにあるか分からなくなる」「第三者の目がないと片付け意欲が湧かない」といった声が多かった。

  • 片付けられない理由

    片付けられない理由

次に、「部屋を片付けられない」と悩んだ経験を聞いたところ、全体の60%が「よくある」「たまにある」と回答。

片付けられない理由について教えてもらったところ、「物が多い」「面倒くさい」「捨てられない」が上位に。また、自身を「片付けられる人」と認識している人は、「収納スペース不足」「疲れている」を挙げるケースが多く、意識やスキル以外の物理的・身体的要因で片付けられないと考えていることがうかがえた、

最後に、きれいな部屋を保つために行なっている工夫を教えてもらったところ、「使った物は必ず元の位置に戻す」「物の定位置を決める」「使わない物・不用品は定期的に処分」「必要以上に物を増やさない」「片付けるタイミングを決める」「気付いたとき・思い立ったときに即・片付け!」「家に人を招く」という方法が多かったほか、「収納グッズを買わない」という方法もあがり、収納するスペースがあると、そこに入れるものを増やしがちなので、逆に収納スペースがない状態にする人もいた。