モバイル社会研究所は10月6日、「子どもの文字入力スキル」に関する調査結果を発表した。同調査は2021年11月、関東1都6県・小学生及び中学生とその親500人を対象に、訪問留置調査で実施した。
パソコンで10秒に5文字以上文字入力ができる割合を調べたところ、オンライン授業の実施が半数を超え、多くの小中学生がパソコン、タブレットを利活用するようになったことも影響してか、2021年にはその割合は大きく伸びた。中学生は49%、小学高学年は43%となり、全学年で前年比+10ポイント以上増加した。
パソコンでの文字入力スキルを、オンライン授業の経験有無別にみたところ、大きな差が生まれることがわかった。特に小学低学年ではその差が大きく、36ポイントも差が開いている(オンライン授業未経験11%、オンライン授業経験47%)。