カスペルスキーは10月6日、「2022年の夏、オンライン上で子どもたちが最も検索したGoogleのワードとYouTubeのコンテンツ」について発表した。対象期間は2022年6月1日~8月22日、Googleは上位500、YouTubeは上位1000の検索クエリーを対象とし、カテゴリ別に整理した。

  • Googleで子どもが検索したオンラインのワードカテゴリ(調査期間:2022年6月1日~8月22日、グローバルの「カスペルスキー セーフキッズ」ユーザーから提供された匿名データを分析)

期間中、Googleで子どもが検索したオンラインのワードカテゴリの1位は、「YouTube関連」(33.26%)で、「インターネットサービス」(17.67%)、「ゲーム」(10.12%)と続いた。

4位の「そのほか」(7.94%)では、ほとんどの検索が動物とインターネットミームに関連していた。最も検索されたミームは「ビッグフロッパ(Big Floppa)」となっている。5位は「オンライン翻訳」、6位は「オンラインショッピング」(7.08%)、7位は「漫画/映画/テレビ番組」(5.36%)だった。

YouTube全体で最も多かったのは「ゲーム関連」(26.52%)だった。その中で最も検索されたのは「ゲームブロガー」(34.98%)、「マインクラフト専門のブロガー」(27.25%)、「マインクラフト関連」(6.99%)だった。

  • YouTubeで子どもが検索したコンテンツのカテゴリ(調査期間:2022年6月1日~8月22日、グローバルの「カスペルスキー セーフキッズ」ユーザーから提供された匿名データを分析)

「ゲーム関連」に次いで多かったのは、チャレンジ系やライフスタイル系といった、さまざまなタイプのコンテンツを投稿する「ブロガー」(20.82%)だった。最も人気があったのは、音楽関連のコンテンツを投稿するSpencer X氏となっている。

4位には、「漫画/映画/テレビ番組」(16.02%)がランクインした。テレビ番組の中で大きな関心が寄せられたのは、Netflixの子どもたちが体験する恐怖を描くSFホラードラマ「ストレンジャー・シングス」の第4シーズン。同シリーズに関連する動画だけでなく、主要な役どころを演じた俳優やキャラクターも検索していることもわかった。