パーソルイノベーションは9月28日、「副業に関する定点調査(2022夏)」の結果を発表した。調査は8月25日~26日、全国の20~40歳代の会社員667名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、直近半年の間に副業を行った人の割合は37.2%。そのうち、今後半年の間に副業を「実施するつもりだ」という人は95.3%と、前回(91.7%)に引き続き9割超と高い結果に。
副業で得た月あたりの平均収入を訪ねたところ、「5万円未満」(33.3%)、「5万円以上10万円未満」(17.5%)、「10万円以上20万円未満」(15.4%)という人が多く、前回同様、副業で10万円以上稼いでいる人の割合は40%以上となった。
副業の業種を聞いたところ、41%が「現業種と同じ業種で副業をしている」ことが明らかに。スキルや収入の不安が少ない同業種での副業を選択する人が多いよう。副業を実施しようとしている人の理由としては、「自由に使えるお金を増やしたいため」(44.0%)が最も多く、次いで「副業をすることに興味をもったため」(27.0%)、「副業をしないと生活が成り立たないため」(22.9%)と続いた。
一方、副業を実施しなかった理由を聞いたところ、「本業が忙しいため」(24.8%)や「所属企業が副業を禁止しているため」(20.0%)など、物理的に副業ができない理由が上位に。それ以外では、「副業をもともと考えていない」(17.2%)、「副業への興味はあるが、探し方がわからない」(16.7%)などがあがった。