「マスク美人」という言葉をご存知でしょうか。マスク生活をするようになったここ数年で、よく見聞きするようになった言葉です。
マスク美人とは、マスクを着用した顔が美しい人のことを意味します。褒め言葉のように聞こえますが、マスクを外すハードルが上がるため、いわれても嬉しくないという女性の方が多いのではないでしょうか。
実際、目元が美しい人を見ると、マスクの下も美しいというイメージをしてしまう人は多いです。
ここでは、マスク美人といわれる人の特徴をご紹介します。また、マイナビニュース会員にアンケートを実施し、「マスクを外した異性にがっかりしたエピソード」を教えてもらったので、男性の回答を参考に、マスク美人で終わらせないためにしておくべき美容ケアもご紹介します。
マスク美人に見える人の特徴は?
ここでは、マスク美人に見える女性の特徴をご紹介します。 マスクを着用すると目から下は隠れてしまうため、目元が華やかだとマスク美人に見える傾向です。
マスク美人の特徴1. 眉毛が整っている
顔の印象の8割を決めるといわれるのが眉毛。マスクを着用すると顔半分が隠れるため、より一層眉毛が全体の印象を左右します。
眉毛を自分に似合う形に整えている女性は、マスクをしても垢抜けた印象になるようです。
マスク美人の特徴2. 目元が若々しくくっきりしている
目元がくっきりしており若々しい女性は、マスクをしても華やかな印象になります。眉毛とアイメイクのバランスがよく、洗練されていると、マスクの下も目元同様に美しいのではないかという印象を抱く人が多いようです。
マスク美人の特徴3. 髪型がおしゃれ
男女関係なく、髪型はその人の印象を大きく左右します。髪の毛が傷んでおらず、サラサラでツヤがあり、自分に似合ったおしゃれな髪型をしていると、マスクをしていても美人な印象に。
マスクを外した女性にがっかりしたことある? 男性に聞いてみた結果
マイナビニュース会員にアンケートに協力してもらい、下記の質問をしてみたので、男性の回答の結果を発表します。
男女両方の回答が気になる方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
マスクを外した異性の顔を見てがっかりしたという経験がありますか?
■男性の回答
ある(60.2%)
ない(39.8%)
なんと男性の6割以上が、マスクを外した女性を見てがっかりしたことがあるという結果になりました。
「マスクをしているときは美人だったのに、外した素顔を見てがっかりしてしまった…」という経験をしたことがある男性はかなり多いようです。
マスクを取った女性にがっかりした・マスク詐欺だと思った理由は?
「マスクを外した女性の素顔にがっかりした」という男性が多いことがわかりましたが、そこで気になるのが「女性の素顔のどこにがっかりしたのか」という点ですよね。
ここでは、異性のマスクを外した素顔にがっかりした理由をマイナビニュース会員に質問し、男性の回答で多かったものをご紹介します。
「マスク美人なのにマスクを外したらがっかり…」と思われてしまう理由はどこにあるのでしょうか?
想像していた顔と違った
「女性の目元から想像していた顔と、マスクの下の実際の顔が違った」という男性の声は、かなり多く見られました。その一方で、「想像していた顔と違った」というエピソードの詳しい内容は、人によって差がありました。
顔のパーツだけでなく、肌荒れやメイクなどで、「想像していた顔と違う」と思う男性も多いようです。
「顔のパーツが人によってすごく違うんだなというのを感じた」 (30代)
「目元は綺麗だったが、口の周りは肌荒れでボロボロになっていた」 (50代)
「化粧がいい加減だと、別人に見える」 (50代)
ほうれい線や小じわが目立ち老けて見えた
目元が若々しかったのに、マスクを外すとほうれい線や小じわなどが目立ってがっかりした、という男性の声も多く見られました。
マスクを外すことで老けて見えてしまわないよう、日頃からケアが必要ですね。
「目元は美しいと思ったが、マスクを外したらしわがとても目立った」 (30代)
「正面から見て、マスクでほうれい線が隠れていて、外したときに余計に目立って見えた」 (40代)
「目元が若々しい感じだったが、マスクを外すといきなり老けた感じがした」 (60代)
歯並びが悪かった・歯が黄ばんでいた
女性がマスクを外したときに、口元をチェックする男性もかなり多い傾向です。特に歯が黄ばんでいると、清潔感が一気にダウンしてしまいます。
「やっぱり歯は白色がいい」 (20代)
「歯が黄色いのはマイナス。白くしておくべき」 (20代)
「美人だと思ったのに、マスクを外したら歯並びがガタガタでちょっとがっかり」 (30代)
肌荒れをしていた
マスクの下の肌荒れが気になってしまうという方も。マスクをしていると肌荒れを隠すことができる一方で、マスクを外した人が広範囲で肌荒れを起こしているのを見て驚いてしまったという人も少なくないようです。
「マスクのつけすぎで、肌荒れがひどかったのがかわいそうだった」 (40代)
「肌荒れがひどい状態だったのでちょっとびっくりした」 (50代)
マスクの下のメイクが崩れていた
マスクの下のメイク崩れも、男性は意外とチェックしています。目元はばっちりメイクをしているのに、マスクの下のメイクがテキトーになっていると、「だらしないな」という印象を抱かれてしまいがちです。
「初めて会うのに、マスクをして見えないからと化粧をせず、髪もボサボサだった人はひどかった」 (30代)
「ランチタイムにマスクを外して食事をしていた女子社員の口紅が、唇の周りにも広がってしまっていて、口裂け女みたいになっていた」 (50代)
マスク美人で終わらせないためにしておくべきこと
「マスク美人」は褒め言葉に聞こえる一方で、マスクの下も美しい印象を抱かれるため、マスクを外すハードルが上がってしまいますよね。
ここでは、「マスク美人だったのに、外すとちょっと…」と思われてしまわないよう、マスク美人で終わらせないために日頃からしておくべき美容ケアをご紹介します。
顔のたるみ・ほうれい線はしっかりケアする
顔のたるみやほうれい線は、年齢を重ねると目立ってきてしまうお悩みの一つ。そして、たるみやほうれい線があるだけで、一気に顔が老けて見えてしまいます。
日頃からケアすることで、たるみやほうれい線は防げます。顔のたるみやほうれい線の詳しい対策方法を知りたいという方は、下記の記事もチェックしてみてくださいね。
丁寧なスキンケアでマスクによる肌荒れ対策を
マスク生活が続くと、マスクから生じる摩擦や蒸れで肌に負担がかかり、肌荒れをしやすい状態に。マスクによる肌荒れに悩む方も多いのではないでしょうか。
マスクを着用することが多くなった今、スキンケアはより丁寧に行うことが肌荒れを防ぐポイントになります。マスクによる肌荒れ対策が気になる方は、下記の記事をチェックしてみてくださいね。
マスクの下のメイクは崩さない工夫を
目元のメイクはしっかりしているのに、マスクの下のメイクが崩れていたりメイクをしていなかったりすると、どうしてもアンバランスな印象に。
ベースメイクは、マスクにつかないファンデーションを使用したり、メイクの最後にミスト化粧水を吹きかけたり、ちょっとした工夫をすることでメイクの崩れにくさが格段にアップします。
どうしてもメイクをするのが面倒な場合も、日焼け止めとフェイスパウダーは塗っておくのがおすすめです。肌をトーンアップして毛穴をぼかせるだけでなく、マスクが肌に直接擦れるのを防ぐので、肌荒れ対策にもつながります。
また、リップを塗っているのと塗っていないのとでは、顔の血色感に大きな差がでます。マスクを外したときに唇に血色感がないと、顔全体もどんよりと暗い雰囲気に。マスクをする日は、落ちにくいリップやティントを塗っておくことで、マスクに色移りすることなく綺麗な発色をキープすることができます。
マスクでカバーされる部分こそメイクにこだわって、目元とのギャップを作らないことが、「マスク美人」で終わらせないようにするためのポイントです。
日頃から歯のケアを行う
最近はマスクの着用で相手の目元しか見えないことが多い分、マスクを外した人を見るとつい口元をチェックしてしまうという人が多いです。そのため、日頃から歯のケアをしておくことが大切。
歯は白いに越したことはないです。ホワイトニング歯磨き粉を使用したり、時間とお金に余裕があればデンタルクリニックでホワイトニングをしたり、歯が黄ばむことのないよう心がけてみましょう。
また、マスクで口元がカバーされている時間が長いことを利用して、歯並びに自信がない方は歯の矯正にチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。
マスクを外してもがっかりされないよう日頃からケアを
「マスク美人」という言葉は褒め言葉のように思われますが、目元が若々しくて綺麗だと、マスクの下も美しいという印象になりハードルが上がってしまうのも事実。
今回、マイナビニュース会員に聞いてみた「マスクを外した異性にがっかりした理由」を参考に、マスク美人に終わらせないためには
- たるみ・ほうれい線ケア
- スキンケア
- 崩れないメイク
- 歯のケア
が必要だとわかったので、毎日のルーティーンに取り入れてみてくださいね。
調査時期:2022年8月20日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性会員509名 (男性 399名 女性 110名)
調査方法:インターネットログイン式アンケート