「私が今憧れているのって、菊地亜美ちゃんなんですよ」。7月22日放送のフジテレビ系バラエティ番組『人志松本の酒のツマミになる話』(毎週金曜21:58~)に出演したタレントの橋本マナミが、女性ファンから支持される菊地亜美が「羨ましい」と明かした。
2020年8月に第1子を出産し、現在YouTubeやInstagramにて家事や育児などの様子を公開している菊地。自身がプロデュースする「ワンオペバスローブ」は大好評を博し、さまざまなインフルエンサーやママメディアに取り上げられるなど、橋本が言うように女性ファンの共感を集めていることがうかがえる。
菊地自身、その変化は感じているそうで、きっかけはYouTubeだったと話す。「カメラの前では頑張らなきゃいけないと思っていた」という彼女が母親になり、YouTubeで得た気づきとは。
■「テレビの印象と違いますね」
――菊地さんのYouTube拝見しております。私は独身で子どももいないのですが、素の菊地さんのお喋りパートが面白くて、つい見入ってしまいました。
本当ですか!? 一回“すっぴんでいいか”と思ったら、ずっとすっぴんになっちゃって(笑)。寝起きや寝る前に動画を撮ることも多いので、寝癖とかも気にならなくなっちゃったんですよね。悪い傾向です(笑)。
――菊地さんがYouTubeを始めたのは2019年10月なので、もう少しで3周年ですね。
最初は正直、YouTubeを始めるのに乗り気じゃなくて、(スタッフさんに)「私、発信するものないです!」と言ってたんです。
――初投稿は全力のドッキリ動画で、初期はバラエティ色の強い動画が多いですよね?
そうなんです。テレビと同じように頑張って企画動画を撮っていたのですが、妊娠して、コロナ禍ということもあって外にもなかなか出られないようになって、撮る動画もないということで、「今、妊娠5カ月です」という風にただ喋るだけの動画を配信し始めました。
そしたら「テレビで頑張ってる姿よりも、家でくつろいでいる姿のほうが親近感がわいて、観始めました」「頑張らない菊地さんをもっと観たいです」と言ってくださる方が意外と多くて。私は“カメラの前では頑張らなきゃいけない”と思っていたので、“こんなんでいいの!?”“頑張らない私で面白いの!?”と思ったんですけど(笑)、妊婦さんやママさんが共感して観てくれるようになって、色々なことがすごく変わりましたね。
――テレビで見る菊地さんのままリラックスしている姿が新鮮で、面白いなと思いました。
そう言っていただけると、嬉しいです。私は16歳からテレビのお仕事をやらせていただいてるんですけど、「テレビで見る印象と違いますね」と言われることもあって、“私の印象ってどんなのなんだろう?”と。たまに、何が本当の自分なのか分からなくなっちゃうことがあるんですよね(笑)。バラエティ番組のロケでお店に行かせていただいて、「お世話になりました!」とお礼を伝えただけで、「テレビの印象と違いますね」と言われたら、“私、挨拶もできないと思われてるの!?”って(笑)。
――確かに(笑)!
“どんなイメージなんだろう?”と思うんですけど、すごいハードルが下がってるみたいで(笑)。でも旦那さんに私のイメージを聞くと、「テレビと全然変わらない」と言ってもらえるので、「良かった~!」と。「家のほうがすぐ怒るから、怖いけどね」とは言われるんですけど(笑)、基本的にはいつもこんな感じなんですかね。