自身のベースメイクについて満足しているかどうかについて尋ねたところ、全体の6割(56.2%)が「満足していない」と回答。また、満足できていない理由として、「自分の肌に合っているか分からない」が86.7%で最多、次いで「もっと手軽にカバーしたい」(84.3%)、「自分の肌悩みを解消できていない」(84.3%)という結果となり、ベースメイクにおける様々な悩みが浮き彫りになった。
また、全体で約10人に9人(86.6%)が「もっと自身に合ったベースメイクアイテムがあると思う」と回答し、ベースメイクアイテムへの課題を感じているようすがうかがえた。
ジェンダーレスコスメの印象として、「好意的である」と回答した人が最多で49.0%。次いで「やや好意的である」(41.5%)、「やや悪印象である」(8.8%)、「悪印象である」(0.7%)という結果になり、全体の約9割がジェンダーレスコスメについて好印象を抱いていることがわかった。
また、ジェンダーレスコスメのベースメイクアイテム使用経験について尋ねたところ、使用経験は全体の約半数(49.6%)にとどまった。使用経験がない理由として、「自分に合っているかわからないから」が40.9%で最多。次いで「新しいものにチャレンジしたくないから」(22.2%)、「周りが使っていないから」(22.2%)という結果になり、自分の肌に合っているベースメイクアイテムを選びたいということがわかった。
さらにジェンダーレスコスメを選ぶ際に困ったこととして、「自分の肌に合うものがわからない」「ジェンダーレスコスメへの定義や知識が分からないので購入に至るまで不安」「コスメ=女性のアイテムという印象を強く感じるため、選択肢が少なく感じてしまう」といった声がみられた。
ジェンダーレスコスメについて好印象を持っているにも関わらず、自分の肌に合うものがわからない・知識不足などで購入に至らない人が多いことが明らかになった。
カテゴリーを横断してベースメイクアイテムを複数使うことに対して、「面倒だと思う」が41.2%、「やや面倒だと思う」が41.5%という結果になり、全体の約8割が面倒だと感じていることがわかった。
複数使いしている理由として「理想のメイクに近づけるため」が全体の58.6%で最多、次いで「すぐに崩れないようにするため(51.8%)」という結果になった。
また、「ハイカバーができないから(35.1%)」という声も見られ、崩れにくさやハイカバーなどカテゴリーに制限されることなく、これ1本で完結する自分の肌に合ったベースメイクアイテムを選びたいという「カテゴリーレス」を求めている人が多いことが垣間見える。
シーンに応じてベースメイクアイテムを「積極的に使い分けたい」と回答したのは44.1%と、半数以下にとどまった。その理由として、「ベストな組み合わせを考えるのに時間がないから」が66.7%で最多、次いで「使い分ける必要がない」(38.1%)という結果になった。
ベースメイクアイテムをシーンで使い分けることに対して困ったことや面倒だと思うことのエピソードとして、「手軽さと仕上がりを両方叶えるアイテムがない」が78.8%が最多、次いで「複数アイテムを使用することで行程が増える」(78.4%)、「時間がかかる」(72.9%)が多いということが判明した。
また、全体の 68.6%が「急にマスクを外すシーンで困った」と回答し、近年コロナ禍においては日焼け止め+おしろいという人もいた中、出かける機会が増えて急にマスクを外すシーンで肌を作りこめておらず困ったという状況も多く見受けられた。そのため、手軽さを求めつつも、いつどこでもマスクを外しても良いように、シーン問わず使える「シーンレス」アイテムを求めているのではないかと考えられる。
ベースメイクアイテムについて、全体の91.8%が性別や年齢、カテゴリー、シーンなどを気にすることなく、自分の肌に合ったベースメイクアイテムを選びたいと回答。また、男女別においてもそれぞれ9割以上が自分の肌に合ったベースメイクアイテムを選びたいと考えていると回答した。
これらの調査で紐解いてきた性別問わず⾃分の肌に合ったものを選びたい「ジェンダーレス」、カテゴリーにとらわれず1本で手軽に⾃分の肌に合ったものを使いたい「カテゴリーレス」、⾃分の肌に合っていれば様々なシーンで使い回せるアイテムを選びたい「シーンレス」を踏まえ、ベースメイクにおいて様々な境界を取り除いた「ボーダーレス」という新しい考え方が求められていることがわかる結果となった。









