料理の素材としてはもちろん、調理済みの食品や珍しい南国フルーツなど、さまざまな種類がある缶詰。おいしいだけでなく、保存もきくことから防災用にストックしている人も多いのではないでしょうか?
今回は、マイボイスコムが実施した「缶詰の利用」に関するインターネット調査の結果を公開します。

缶詰の購入する理由は? 1位は「保存がきくから」


缶詰をどのくらいの頻度で買いますか?


最初に、直近1年間に利用した缶詰はどんな種類であるか尋ねたそう。その結果、「魚介類の素材缶詰」(73.1%)が最も多く、「野菜の素材缶詰」(38.7%)、「フルーツの缶詰」(28.2%)が続いています。「野菜の素材缶詰」は女性で5割強が利用しており、関東でやや高くなっています。


直近1年間に缶詰を利用したか尋ねたところ、「月に2~3回程度」という回答が多くなっています。「週に1回以上」と回答した人は、2割強でした。北陸・近畿・四国では、缶詰の利用はやや低めです。

缶詰の購入頻度について聞いてみました。「月に1回程度」(28.4%)、「年に数回程度」(26.9%)がそれぞれ3割弱でボリュームゾーンです。月1回以上購入する人は5割強で、特に女性や高年代層で高い傾向にありました。


缶詰の購入理由は何ですか


缶詰を購入する時に重視することを尋ねたところ、「価格」「味」が7割前後で多くなっています。「原材料」「容量、サイズ」「生産国」「賞味期限・消費期限」が3~4割で続いています。

缶詰の購入理由について聞いてみました。最も多い回答は、「保存がきく」(86.5%)で、「価格が安い」(32.8%)、「味がおいしい」(30.8%)となっています。


非常用食品として缶詰を備蓄していますか


非常用食品として缶詰を備蓄しているか聞いてみると、33.6%が「備蓄しており、普段の食事などでも利用する(ローリングストック)」と答えました。8%は「非常用として備蓄している(普段は食べない)」と答えています。合わせると、4割強が非常用食品としての缶詰を常備していることがわかりました。

一方、「非常用食品として缶詰を備蓄していない」は51.7%。特に中国や九州では、「非常用食品として缶詰を備蓄していない」が6割強と他の地域より高めです。

自由回答では、「魚の缶詰は良い成分が含まれているので汁も飲んでいる」(女性17歳)、「魚系の缶詰は料理に使いやすい。ツナは万能。サバは炊き込みご飯にしても美味しい」(女性29歳)、「焼き鳥の缶詰を卵とじにして卵丼にしてます」(女性38歳)などの声が寄せられています。

おうち時間に手軽に使えて、いざというときのふたりの非常食にもなる缶詰、ぜひ常備しておきたいですね。

<調査概要>
調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
調査時期:2022年4月1日~5日
回答数:10,035件