エイトレッドは5月26日、「組織変更・人事異動に伴うバックオフィスの苦労調査」の結果を発表した。調査は5月18日、2022年3月〜4月に組織改編や人事異動に伴う対応を行った大企業(従業員数1,000名以上)のバックオフィス(総務・人事)勤務者110名を対象にインターネットで行われた。

  • 組織改編や人事異動に伴うストレスについて

    組織改編や人事異動に伴うストレスについて

調査によると、2022年3月~4月の組織改編や人事異動に伴う対応において「ストレスを感じた(かなり+やや)」という人は81.9%。理由を聞くと、「業務量が膨大だったから」(75.6%)が非常に多く、次いで「成果が見えにくい業務だったから」(43.3%)、「機密情報を取り扱う業務が多かったから」(36.7%)と続いた。

  • 組織改編・人事異動に関する対応に伴って増えた残業時間

    組織改編・人事異動に関する対応に伴って増えた残業時間

また、「組織改編や人事異動に関する対応に伴い、2022年3月~4月の残業が増えましたか?」と尋ねたところ、76.4%が「増えた」と回答。具体的には、「社内周知」(64.3%)や「関連書類の作成・管理」(60.7%)のために増えた人が多く、次いで「バックオフィスへの問い合わせ対応」や「データの入力・更新」(ともに41.7%)が4割台で続く結果に。

その結果、増えた残業時間は、1ヶ月あたり「50〜60時間未満」が最も多く22.6%。次いで「20~30時間未満」(16.7%)、「60~70時間未満」「30~40時間未満」(ともに13.1%)と続いた。

  • 組織改編や人事異動に関する対応に伴う業務負担を軽減するために期待すること

    組織改編や人事異動に関する対応に伴う業務負担を軽減するために期待すること

次に、「組織改編や人事異動に関する対応に伴う業務負担を軽減するために、今後どのようなことを期待したいですか?」と質問したところ、「業務マニュアルの整備」(59.1%)、「ワークフローシステム等によるペーパーレス化の促進」(43.6%)、「管理・運用がしやすい業務効率化ツールの導入」(42.7%)が上位にあがった。