ゆうちょ財団は4月4日、「第5回くらしと生活設計に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2021年11月18日~12月24日、調査対象は20歳以上の個人、有効回答は2,292人。

クレジットカードの利用額、「1万円以上2万円未満」が最多

  • 自分名義クレジットカードの利用金額(出典:ゆうちょ財団Webサイト)

クレジットカードに対する意見を6つ挙げ、それぞれに対する考え方を尋ねたところ、「そう思う(やや含む)」の割合が最も多かったのは「犯罪に利用される恐れがある」で84.1%、次は「持っていると便利だ」で79.9%。一方、「持っているとステータスになる」については「そう思わない」が77.3%に上った。

自分名義クレジットカードの保有状況を聞くと、77.2%が「持っている」と回答。枚数は、「2枚」が28.3%、「1枚」が27.5%、「3枚」が23.6%となり、平均保有枚数は2.6枚だった。

クレジットカードのひと月あたりの私的なショッピングでの利用金額は、「1万円以上2万円未満」が15.7%で最多。以下、「2万円以上3万円未満」が11.6%、「10万円以上20万円未満」が10.5%、「3万円以上4万円未満」が10.3%、「5万円以上6万円未満」が9.0%と続いた。なお、平均利用金額は5万800円だった。

クレジットカードの選択理由については、「年会費が安い、または無料」が53.6%でトップ。次いで「ポイントやマイルを貯めやすい」が51.2%、「よく利用するお店で割引サービスなどが受けられる」が21.7%、「ポイントと交換できる商品などが良い」が 17.2%となった。