クロス・マーケティングは3月25日、「アウトドアに関する調査(2022年)」の結果を発表した。調査は3月8日〜14日、全国に住む20歳〜69歳の男女5,000人を対象にインターネットにて実施したもの。

  • キャンプ・バーベキュー実施率

まず、キャンプ・バーベキュー実施率について調査したところ、キャンプ・バーベキュー実施経験者は50%、直近3年以内は16%、1年以内は10%であった。直近3年以内の実施率を年代別で見ると、20代で21%、30代は20%であり、若い世代が高い傾向にあった。

次に、「ファミリーキャンプ」「ソロキャンプ」「グランピング」「ベランピング」における認知率・実施率について調査。すると、最も認知が高いのは「ソロキャンプ」(73%)であった。内容まで知っている人は28%、実施率はわずか4%となっている。一方で最も実施率が高かったのは、「ファミリーキャンプ」(12%)である。

  • 各キャンプの認知率

キャンプやバーベキューの実施理由については、「気分転換のため」「家族と過ごすため」「友人・知人と関係を深めるため」「自然の中で過ごすため」といった回答が多く見られた。中でも、日帰りキャンプ・バーベキューに関しては「友人・知人と関係を深める」が48%となっていた。

  • キャンプ・バーベキューの実施理由

キャンプ・バーベキューの実施頻度についての調査では、月に1回以上実施している割合が宿泊をともなうキャンプで28%、日帰りキャンプ・バーベキューで17%と、宿泊をともなうキャンプの方が多い。

  • キャンプ・バーベキューの実施頻度

次に、キャンプやバーベキューで使用する道具で保有しているものについて聞いてみた。すると、「チェア」「クーラーボックス」「テーブル」「ガスコンロ・バーナー」は5割台、「BBQコンロ・グリル」「寝袋」「ランタン・ヘッドライト」「テント」は4割台という結果に。

  • キャンプ・バーベキュー関連道具の保有率

好きなアウトドア専門ブランドについても尋ねてみると、道具は「コールマン」(31%)、「モンベル」(23%)、「スノーピーク」(21%)、衣類では「ザ・ノース・フェイス」(42%) 、「モンベル」(33%)、「パタゴニア」(30%)、「コロンビア」(27%)が上位にあがった。

  • 好きなアウトドア専門ブランド