アイドルグループ・乃木坂46の樋口日奈が登場するアイドルグラビア雑誌『アップトゥボーイ』vol.313(ワニブックス)が、きょう23日に発売される。このたび、新たに誌面カットとインタビュー抜粋が公開された。
今号は、デビュー10周年を迎えた乃木坂46から秋元真夏、樋口、和田まあやが登場した1期生特集号。
4月12日に1st写真集『恋人のように』(光文社)を発売する樋口が、グラビア10ページと裏表紙に登場。“24歳の樋口日奈”をテーマに、シンプルかつストレートに撮影を行い、「樋口日奈として生まれて来れてよかったなって心から思います」と語った樋口のありのままの素の姿を映し出している。
公開された誌面カットでは、純白の衣装に身を包んだ樋口が、柔らかな笑顔と躍動感あふれる姿を披露。そのほか、加入当時13歳から今までの歩みを振り返ったロングインタビューも掲載される。
あわせて、和田の誌面カットも公開。ソロ撮影を心から楽しんだという和田が、縁日の景品を手に笑顔を見せている。
インタビュー抜粋は以下の通り。
■樋口日奈インタビュー
――自分に自信が付いた、そのきっかけになったことって何だったんですか?
昨年出演したドラマ『教場II』ですね。これまでも乃木坂46を離れて1人、外部の方々とお仕事する機会は頂いてきたんですけど、過去と比較しても比べ物にならないぐらい手ごたえもありましたし、このお仕事がきっかけで、自分の人生の中でも初めてぐらいの感じで髪を短くして、切ってみたらすごくしっくり来て。ビジュアルの面でも自分に自信がついたことで、いい意味でグループの中での役割についての折り合いもつけられたというか、迷いがなくなって。
――もう少し具体的に教えて頂けますか?
乃木坂46に限った話ではないんですけど、アイドルグループってどんどん新しいメンバーが入ってくるものじゃないですか。フレッシュさとかで後輩と張り合っても仕方がないし、そこで競うというよりはあえて一歩引いたところでサポートしたり、ときには汚れ役を買って出たり。当たり前のことなんですけど、以前の私は何をするにも自信がないから、“どんな場面でも負けちゃいけない!!”って自分を追い込んでいて。
――それは後輩と競い合うというより、自分の中で葛藤していたというか……。
そうかもしれません。どんなことがあっても前向きでいたかったし、それは今でもそうです。過去の『アップトゥボーイ』さんのインタビューを今、自分で読み返してもその姿勢は貫けていたとは思います。でも、頑張っても頑張って光が見えなくて、しんどかったなぁって思う時期もありましたね。今は自分のことが好きですし、樋口日奈として生まれて来れてよかったなって心から思います。
■和田まあやインタビュー
――今月末には今作29枚目シングルのアンダーメンバーによるアンダーライブも控えています。一緒にアンダーとして活動する3期生の向井(葉月)さんは、(中略)今アンダーメンバーとして活動しているパフォーマンスと、過去に自分がファンとして見ていたアンダーメンバーのパフォーマンスは少し違うようにも感じる、と話していました。
メンバーも入れ替わっているので、同じにならないとは思うんですけど、葉月が言いたいことはわかる気がします。今はきれいにやりすぎているというか……。もっとがむしゃらな姿勢があってもいいのかもしれないです。
――それは、ずっとアンダーメンバーとして活動してきた身だからこそ、感じることなのかもしれませんね。
うまく言えないけど“特別な魂”があるのがアンダーライブなんです。その魂をもっともっと燃やしたい。乃木坂46は11年目に入って、アンダーライブも恒例イベントのようになりつつあるけど、今が本当に重要なのかもしれない。自分の中ではアンダーライブって大切なものなので、今の“アンダーメンバーに足りないもの”を探していきたいと思います。