日本損害保険協会は3月16日、「第23回自動車盗難事故実態調査結果」を発表した。
調査は2019年1月1日~2021年12月31日、損保協会非会員会社を含む損害保険会社21社を対象に、全国で発生した自動車の車両本体盗難事故および車上ねらい(部品盗難含む)事故で、調査期間内に自動車盗難事故が発生し、保険金の支払いを行った事案から算出されている。
なお、今回から代車等費用保険金のみ支払った事案なども含まれている。2021年の「車名別盗難状況 - 車両本体盗難」を見ると、1位「ランドクルーザー」、2位「プリウス」、3位「レクサスLX」、4位「アルファード」、5位「クラウン」、6位「ハイエース」、7位「レクサスRX」、8位「ヴェルファイア」、9位「レクサスLS」「ハリアー」となった。
また、「1件あたりの支払保険金の推移(車両本体盗難)」を見ると、「2019年」(208万円)から「2021年」(236.9万円)と増加傾向が続いている。
さらに、「盗難発生時間帯(車両本体盗難)」を見ると、2021年の車両本体盗難の発生時間帯は、「深夜~朝(22~9時)」(55.2%)で最も多くなっている。