毛髪クリニック リーブ21は3月8日、「薄毛に悩む女性会社員が言われて嫌だったことに関する髪ハラスメント(以下、髪ハラ)調査2022」の結果を発表した。調査期間は2022年3月1~2日、調査対象は薄毛に悩んでいる20~60代の女性会社員、有効回答は1,000人。
半数以上の女性が髪ハラを体験
薄毛について誰かに指摘されて嫌な気持ちになったことがあるか尋ねたところ、51.6%が「はい」と回答。前回(2021年10月)の男性調査と同様に半数以上の女性が髪ハラを感じていることがわかった。
薄毛を指摘した人は、「職場の同僚」が28.49%と最も多く、次いで「親・兄弟」が25.39%、「友人」が21.71%との順に。男性は半数近くが「職場の同僚」(46.01%)から指摘されていたのに対し、女性は比較的プライベートな人間関係の中で指摘される傾向がみられた。
薄毛を指摘されたときの対応を聞くと、53.49%が「笑ってごまかした」と回答。以下、「悩みについて相談した」が19.19%、「無視した」が17.25%と続き、不快な思いをしても表に感情を出せない人が多いことがわかった。
薄毛を指摘された時の本音については、「恥ずかしかった」が40.12%、「情けなくなった」が22.48%、「怒りを感じた」が16.86%となり、表面上は平静を装っていたとしても、ほとんどの女性がストレスを感じていることが明らかになった。