パーソルテクノロジースタッフは3月7日、「中小企業のフリーランス人材活用」に関する調査結果を発表した。調査は2021年11月22~24日、関東・東海・関西にある従業員300人未満の企業で、IT人材の採用またはIT関連の発注に携わる担当者300人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「雇用契約と業務委託契約の違い」について聞いたところ、全体では「しっかりと理解している」(53.0%)、「なんとなく理解している」(41.0%)、「あまり理解していない」(5.7%)、「理解していない」(0.3%)だった。

また、フリーランス活用経験者では「しっかりと理解している」(68.2%)、「なんとなく理解している」(27.3%)、「あまり理解していない」(4.5%)となっている。

  • 「雇用契約と業務委託契約の違い」に関する理解

次に、「フリーランスのエンジニアやPMを活用する際に期待すること」を聞くと、「技術的な点でのアドバイスをしてほしい」(65.5%)、「社員への刺激や若手育成などにも関与してほしい」(45.2%)、「フルタイムで出勤してほしい」(34.5%)がトップスリーだった。

  • フリーランスのエンジニアやPMを活用する際に期待すること

さらに、「フリーランスを活用する際、事前に取り決めなければならないと思う点は」と尋ねると、「対価」(65.3%)、「機密情報、個人情報、秘密保持などの取り扱い」「委託業務内容について」(64.0%)がトップスリーという結果だった。

  • フリーランスを活用する際、事前に取り決めなければならないと思う点は