Housmart(ハウスマート)は12月7日、「湾岸タワマン値上がり率ランキング」を発表した。調査は湾岸エリアのタワーマンションを対象に、2019年12月対比2021年12月の平米単価の値上がり率および売り出し物件数から算出されている。なお、売り出し物件数は新規売り出し数に在庫数を加算した数となる。
ランキング結果は以下の通り。1位「豊洲シエルタワー」、2位「Wコンフォートタワーズ(東雲)」、3位「勝どきビュータワー」、4位「シティータワーズ東京ベイ」、5位「パークタワー東雲」、6位「キャナルワーフタワーズ(豊洲)」、7位「Brillia有明シティタワー」、8位「シティタワー有明」、9位「ベイズ タワー&ガーデン(豊洲)」、10位「ガレリアグランデ(有明)」となっている。
本調査の対象エリアは「江東区」豊洲、有明、東雲、「中央区」月島、勝どき、晴海で、対象マンションは20階建て以上のタワーマンション36棟、図表の「()内」の数字は売り出し物件数(新規売り出し数+在庫数)で、シティータワーズ東京ベイは築年月が2019年7月であるため売り出し物件数の比較は省略されている。
同社は「値上がりに伴い、湾岸エリアのタワマン平均平米単価は119.7万円と高騰しています。そのため、ファミリー層に人気の70平米の部屋においては8,300万円を超える価格のマンションが多くなっています。カウルでは、購入後の生活を見据えて世帯年収の約6~7倍が中古マンションの適正予算と考えていますので、世帯年収1,000万円では購入が難しい状況です」とコメントする。