FLIEは10月29日、「住宅購入で後悔したこと」をテーマとしたアンケート調査の結果を発表した。調査は9月28日~10月5日、住宅購入経験者346名を対象にインターネットで行われた。
「購入した住宅について少しでも後悔・不満を持ったことはありますか?」と尋ねたところ、実に84.4%の人が何かしらの後悔・不満がある事が明らかに。回答者の属性を「戸建て」と「集合住宅」の2つに分けて詳しくみていくと、「戸建て」を購入した人の方が後悔している割合が13%以上高い結果となった。
後悔・不満を感じた具体的な項目は、1位「間取り・レイアウト」(41.8%)、2位「費用面(ローンなど)」(22.9%)、3位「ベランダ・庭など屋外環境」(21.2%)という結果に。
圧倒的に多かった「間取り・レイアウト」については、生活環境の変化に対応できなかった…という理由が目立った。「費用面」では、コロナ禍の前に契約したり、収入面の変動などにより、当初の予定通りの返済が厳しくなった、という声が。また、「屋外環境」を選んだ人からは、広くした分お手入れが大変という声があがる一方で、家を狭くしてでも庭をつくればよかったといった声が寄せられた。
物件探しにおいて、より重要視した方がよいと思う項目を教えてもらったところ、50.9%の人が「物件周辺環境の下見」を選択。次いで「知識がある第三者のアドバイス」(42.8%)、「複数物件の比較検討」(39.3%)と続いた。