SheepDogが運営する、ITツール比較サイト・STRATE[ストラテ]は、昆虫食に関するアンケートの調査結果を10月5日に発表した。調査は10歳~29歳、宮城県・東京都・愛知県・大阪府・福岡県の女性300人を対象に10月1日に実施された。

  • 昆虫食への興味関心・実際に食べた経験はありますか?

はじめに昆虫食とはハチの幼虫、イナゴなど昆虫を食べることを指す。食材としては幼虫や蛹(さなぎ)が比較的多く用いられるが、成虫や卵も対象とされる。アジアでは29か国、南北アメリカでは23か国で食べられ、アフリカの36か国では少なくとも527種の昆虫が食べられてるという。

今回は「昆虫食への興味関心・実際に食べた経験はありますか?」という質問をしたところ、最も多かった回答は「興味がない」が66%。「興味はあるが、食べたことがない」と回答した人は23.33% 、「定期的に食べている」と回答した人は2.67%という結果に。

最近は興味があって食べてみたいという人が増えており、女性でも昆虫食への関心が高まっている傾向にある。タイやラオスには、昆虫食がごく一般的な地域もあり、エスニック料理の延長線として捉える人もいるよう。

  • 昆虫食を定期的に食べていると回答した年齢別の割合

10代では1.33%、20代に至っては4%の女性が昆虫食を定期的に食べているという興味深い結果に。ここ最近では、昆虫食を提供する飲食店でも形はそのままで素揚げにする、パスタに乗せて出すといったメニューが多くなっているため、抵抗感が少なくなってきていると推察するとのこと。

昆虫食は次世代の食事としても世界的に注目されており、形を変えさまざまな提供方法で昆虫を食べる時代が来ると予測されているとのこと。