文響社はこのほど、トヨタ・モビリティ基金と協業し、交通事故削減のための取り組みとして、子どもが自転車の交通ルールを楽しみながら学べる「うんこ交通安全ドリル(自転車編)」の冊子およびオンラインゲームをブリヂストンサイクルの協力のもと製作し公開した。
今回、公開した「うんこ交通安全ドリル(自転車編)」は、前回の「うんこ交通安全ドリル(歩行者編)」に続く第二弾。
日本の小学生の交通事故による死傷者数は歩行中に次いで自転車の乗車中が多く、出会い頭での事故が半数を超えているという。自転車乗車中の交通事故の特徴としては、頭部損傷により大切な命が失われることが多いこと。
内容は、うんこタウンで暮らすかわいいブタのキャラクター「うんこぶた」が、うんこ先生から自転車に乗るときのルールを学ぶというもの。
自転車に乗る前のポイントを、「ブ・タ・は・しゃ・べる」という合言葉で表現した。これは、自転車の点検・整備ポイントの基本であるブレーキ、タイヤ、反射材、車体、ベルの頭文字をとっている。
ドリル冊子は2択問題×5問。うんこドリルらしい遊びごころのあるイラストとユーモアのある設問で、楽しみながら交通ルールを学ぶことができる。
ドリルの解答ページには、うんこ先生の教えとともに保護者の方に向けたメッセージも盛り込んだ。わかっているようで意外と知らない自転車の交通ルールが親子で一緒に学べるところもポイント。
巻末には自転車に乗るときに注意すべきポイントが一覧できるよう、自転車に乗るときの8つのポイントを紹介している。最後のページまで進んだらゲームで続きを楽しめるような仕組みも用意されている。
オンラインゲームは全30問から10問をランダムに出題するクイズ形式となっている。問題文や選択肢にところどころ「うんこ」というワードも登場。さまざまな問題にチャレンジしながら、自転車の交通事故でもっとも多い交差点での出会い頭の交通事故を防ぐための注意点や、自転車で歩道を走るときの注意点、自転車運転時のヘルメットの大切さなどを遊びながら学べるという。
今回公開した冊子およびオンラインゲームには、全日本交通安全協会から推薦を受けている。