9月1日は防災の日。大創産業が全国に展開する100円ショップ「DAISO(ダイソー)」で買える防災グッズの中から、コンパクトなおすすめ商品を教えてもらった。
簡易トイレ
災害にトイレの備えは重要。 東日本大震災の発生後、被災地の避難所では仮設トイレの設置に4日以上かかった自治体が66%を占めていたという(内閣府「避難所におけるトイレの確保・管 理ガイドライン」(平成28年))。災害に備え、「トイレ1日5回×人数」をもとに各家庭で3日分以上の排泄環境を確保しよう。
DAISOには2タイプの簡易トイレがある。「緊急簡易トイレ」(110円)は、便器にかぶせることで水を使わずに用を足すことができる。便器が破損した場合でも、バケツ等にかぶせて代用することが可能。 厚めの袋で漏れを防ぎ、消臭剤の配合により臭いを軽減する。
「携帯簡易トイレ」(110円)はトイレのない場所でも用を足すことが でき、高吸水性樹脂で水分を素早く固める。エチケット袋付き、約350ccまで対応。
携帯トイレが不足する場合には、ごみ袋等厚手のポリ袋で代用することも可能。また、消臭成分配合の袋もニオイ軽減に役立つ。
給水タンク
農林水産省では、災害時に必要な飲料水・調理用水は1人1日3Lとしている(農林水産省 「災害時に備えた食品ストックガイド」(平成31年))。このほか洗濯、手洗い等にも水が必要となるため、4人家族の場合一日12L以上の水が必要となると考えられる。
「折りたたみウォータータンク」(10L/330円、20L/440円)は、折りたたみ式で平時は非常用袋の中に収納しておくことが可能。水を入れても運びやすいよう、持ち手がついている。
「給水タンク 15L」(330円)は、タンクを吊るして簡単に水が注げ、断水時の緊急対策として使うことができる。
そのほか、折り曲げるだけで光るライト「災害用備蓄ライト」(110円)、使い捨て不織布マスク、軍手1組、ウェットティッシュ1袋、 アルミブランケット1枚の「非常持ち出し4点セット」(550円)、「軍手・ロープ・笛3点セット」(110円)も発売中。
大雨、地震など「もしも」の災害への備えを見直す時期。今回紹介したものはすべて110円〜550円のお手頃価格でそろえられる。店舗のほか、公式通販「ダイソーネットストア」で購入できる商品もあるのでチェックを。
※店舗によって品ぞろえ・販売状況が異なるため、 店頭にない店舗もある