ビズヒッツは7月27日、仕事から逃げたくなったことがある人を対象とした「仕事から逃げたくなる瞬間に関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2021年6月8~9日、有効回答は500人。

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1位「ミスをしたとき」

どんな時に仕事から逃げたくなるか尋ねると、1位は「ミスをした」(90人)。「材料の発注ミスに気づき、どうしようもないときに逃げたくなります」(20代男性、調理師)など、大きなミスをしたときに逃げたくなるという人が多く、中には「新聞に載るくらい」「損害賠償になるくらい」の重大なミスをした人もいた。

以下、2位「業務量が多すぎる」(76人)、3位「人間関係がツライ」(69人)、4位「怒られた」(46人)、5位「仕事がうまくいかない」(41人)、6位「クレームが発生した」(37人)、7位「納期が厳しい」(37人)、8位「体調が悪い」(30人)、9位「残業が多い」(18人)、10位「評価してもらえない」(17人)となった。

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実際に仕事から逃げたことがあるかとの問いには、28.6%が「ある」と回答。一方、7割以上の人は「逃げたくなったけど、実際には逃げなかった」ことがわかった。

仕事から逃げたことがある人に、どんなふうに仕事から逃げたか聞くと、群を抜いて多かったのは「仕事を休んだ」(75人)。「あまりのストレスで駅まで行ったのに通勤電車に乗れず、仮病で会社を休みました」(30代女性、事務職)など、仮病を使ったり、「親族に不幸があった」と嘘をついて休む人が多かった。

次いで、2位「退職した」(29人)、3位「仕事を他の人に任せた」(13人)、4位「早退した」(8人)、5位「長期休職した」・「その場を離れた」(各7人)、7位「上司・同僚に相談した」(4人)となった。