相互物産とハイアット ホテルズ コーポレーションは、それぞれの関連会社を通じてフランチャイズ契約を締結し「ハイアット リージェンシー 東京ベイ(Hyatt Regency Tokyo Bay)」(千葉県浦安市)を7月12日に開業する。
もともとは「ハイアット プレイス」として2019年より営業していたが、フランチャイズ契約の移行に伴い、「ハイアットリージェンシー」へリブランド。
7月5日に行われた内覧会で藤野晴彦総支配人は、「都心から約30分かつ東京ディズニーリゾートや幕張メッセ・お台場などにもアクセスがよいのに、東京湾に面した緑の多いリゾートエリアであることが自慢。リブランドによりスイートを7室増設し、客室施設もさらに充実した」とその魅力について語った。
コシノジュンコプロデュース作品が随所に
内覧会では、世界的デザイナーのコシノジュンコ氏が登壇。コシノ氏は今回、自身初となるスイートルームの監修を担当した。
完成したオーシャンビューテラススイート「ROOM J」について、「自分が泊まりたい、人を呼びたいと思える部屋を作りました。テラスがとても広いので友人を呼んでパーティーができるのがポイントです。やっと理想が実現した感じがします」と大満足の出来であることをアピール。
さらにコシノ氏は従業員の制服と送迎バスのデザイン、そして館内に飾られているアート作品の制作も担当。同ホテルのアンバサダーに就任した俳優の辰巳琢郎氏も制服がお気に入りの様子で、「かっこいいでしょ~」と報道陣に笑顔を見せていた。
1階のクラブラウンジ内に飾られたアート作品についてコシノ氏は、「この部屋のために静と動をテーマに考えました。家族でアートを楽しんでもらえる空間になればいいですね」と話した。
館内はラグジュアリーな贅沢空間
1階の「ガーデンバー」には客の好みに可能な限り応えるべく数多くの酒類が揃い、特にワインは5,000円程度から中には200万円を超えるものまで幅広くラインアップされている。「日本のワインを愛する会会長」でもある辰巳氏は「日本一日本ワインの充実した場所になれば」と期待を寄せていた。
また、部屋で気軽につまめる軽食が購入できる「ガーデンマーケット」は24時間営業。サンドイッチやおつまみ、酒類が購入可能。お土産ショップの「ガーデンブティック」ではスイートルームで使用されているブルガリアメニティやディズニーグッズを購入することもできる。
屋上の「ルーフトップバー」は天気が良ければ毎日17時~24時まで営業。東京湾を目の前に見下ろす最高のロケーションでお酒を楽しめる空間だ。1日1組限定で挙式会場としての利用も可能。
客室はゆったりと過ごせる空間に
客室は広さや内装がそれぞれ異なる。最も広い「チェアマンスイート」(161m2)はフランスの建築家ローラン・モグースト氏によってデザインされたアール・デコ調のインテリアが贅沢にあしらわれている。広々としたプライベートテラスにはジェットバスも備えられており、心ゆくまで非日常空間を味わえる。
また、「デラックスキング」(28m2)は海をイメージした内装がシンプルながら居心地の良い空間。どの部屋からも隣接する緑豊かな公園、もしくは東京湾を見下ろすことができ、場所によっては花火大会を部屋から観賞できる部屋も。
すべての客室にはクロームキャストが導入されており、東京ディズニーリゾートなど観光地での楽しい思い出の写真や動画をスマートフォンから大画面に映し、その場ですぐに楽しめるといった細やかなサービスも充実している。
東京ベイエリアへの観光の際の宿泊はもちろん、都内や近郊在住の方がホテルステイを楽しむのにもおすすめのハイアットリージェンシー東京ベイ。この夏の過ごし方として検討してみてはいかがだろうか。