ベネッセコーポレーションが運営する愛犬・愛猫と飼い主のためのWEBメディア「いぬ・ねこのきもち WEB MAGAZINE」は5月27日、犬、猫の「飼育実態」と飼い主の「生活&意識変容」に関する調査結果を発表した。調査期間は2021年4月12~21日、有効回答は2,193人(犬飼い主1,088人、猫飼い主1,105人)。

犬・猫を飼うことで「生活に癒しや安らぎが生まれる」

  • 犬や猫を飼うことについてよいと思うことはどのようなことですか?「いぬ・ねこのきもちWEB MAGAZINE」調べ

犬、猫を飼うことの良い点を尋ねたところ、「生活に癒しや安らぎが生まれる」が93%でトップ。以下、「家族が和やかになる」が72%、「育てることに喜び、楽しみがある」が66%と続いた。

犬、猫を飼い始めて変わったことは、「写真や動画を撮影する機会が増えた」が最も多く67%。次いで「家族の会話が増えた」・「休日の過ごし方が変わった」が同率の52%、「掃除の頻度が増えた」が49%、「お金の使い方が変わった」・「起床・就寝時間が変わった」が同率の40%となった。

犬の飼い主では、半数以上の55%が「愛犬と一緒に出掛ける機会が増えた」と回答したほか、。散歩の影響で「起床・就寝時間が変わった」「他の飼い主との間で新しいコミュニティができた」なども猫の飼い主よりも多い傾向がみられた。

1年以内に飼い犬の予防接種を受けた人は93%、飼い猫に避妊・去勢手術をしている人は92%と、ともに高い割合となり、同調査では「飼い主としての責務を果たすことが定着している」と分析している。

動物病院でのマナーについて気になることを聞くと、一番多かったのは「飼い主同士の新型コロナウイルス感染予防対策」(48.0%)で、飼い犬・飼い猫に関する項目より高い数字となった。