薬事法ドットコムは5月27日、「化粧品の1カ月の平均購入金額と購入場所」に関する調査結果を発表した。調査は5月18日〜19日、20〜60歳(平均36.5歳)の女性400名(独身女性131名、既婚女性269名)を対象にインターネットで行われた。
化粧品の1カ月の平均購入金額は、独身女性が4,935円、既婚女性は4,401円となり、全体では4,576円だった。この金額を12カ月継続したとして、年収の何パーセントなのかを調べたところ、独身女性は自身の年収の2.1%、既婚女性は世帯年収の0.8%を化粧品に充てていることが明らかに。
化粧品をよく購入する場所は、「ドラッグストア」(84.0%)が圧倒的多数となり、次いで「大手通販ポータルサイト」(34.5%)、「ブランドの公式サイト」(28.3%)と続いた。
同様に、美容代(化粧品・美容院・美容外科・美容サプリを含む)についても調査したところ、1カ月の平均使用金額は、独身女性が1万688円、既婚女性は8,782円と、全体では9,407円という結果に。こちらも年収の何パーセントになるのかを算出したところ、独身女性は自身の年収の4.4%、既婚女性は世帯年収の1.7%が美容代に使われていることが分かった。
また、化粧品と美容代にかける金額を年代別にみると、化粧品は40代(5,102円)と20代(4,862円)が比較的高く、次いで30代(4,277円)、50代(4,027円)という結果に。美容代についても、やはり20代(1万1,171円)と40代(1万3円)で高い傾向が見られ、次いで30代(8,597円)、50代(7,621円)と続いた。
同様に年収別で分けて算出したところ、独身女性の化粧品代は、低い順に「200万円未満」(4,192円)、「200〜350万円未満」(5,124円)、「350〜500万円未満」(5,435円)、「500万円以上」(4,833円)という結果に。一方、既婚女性は「400万円未満」(2,463円)が最も低く、次いで「400〜600万円未満」(3,216円)、「600〜800万円未満」(4,897円)、「800万円以上」(5,699円)と続き、未婚・既婚に関わらず年収が高くなるにつれて金額も高くなる傾向がうかがえた。
独身女性の美容代は、低い順に「200万円未満」(6,867円)、「200〜350万円未満」(10,629円)、「350〜500万円未満」(14,661円)、「500万円以上」(13,033円)という結果に。他方、既婚女性は「400万円未満」(4,981円)が最も低く、次いで「400〜600万円未満」(6,471円)、「600〜800万円未満」(9,507円)、「800万円以上」(11,585円)と続き、こちらも年収が高くなるにつれて、平均購入金額が高くなる傾向となった。