「空間自在プロジェクト」公式サイト

「空間自在プロジェクト」公式サイト

東日本旅客鉄道(JR東日本)とKDDIは11日、空間や場所にとらわれないあたらしいくらしを異なる業種の参画企業とともに目指す「空間自在コンソーシアム」の始動を発表。働き方での課題解決を目指すワークプレイスコミュニティ参画企業とともに空間自在ワークプレイスの実証実験を行う。5Gを前提とした通信インフラと交通を融合した新しい分散型のまちづくりを目指す「空間自在プロジェクト」は、昨年12月にJR東日本とKDDIが基本合意を発表(ニュースリリース)しており、コアシティとなる品川開発プロジェクトの共同推進や都市周辺の分散型ワークプレイスの開発など、"空間を超えた"新しいくらしや働き方のひとつのモデル構築を進めている。

ワークプレイスコミュニティの参画企業(5月時点/同社資料より)

ワークプレイスコミュニティの参画企業(5月時点/同社資料より)

コンソーシアムは各コミュニティごとに業種の異なる参画企業がワークショップや勉強会を通じて、サービス企画開発や実証実験に取り組み目標を実現していく。第一弾となるワークプレイスコミュニティでは、"離れた場所にいながら、チームワークを醸成し、ビジネスが生まれ続ける場"をコンセプトに5月17日から6月18日までの期間中、高輪、虎ノ門、神田、横浜、北与野の各拠点で実証実験を行う。4K映像を壁一面に投影させる空間やQRコードをかざして入室するだけで前回会議のオンラインホワイトボードが投影される会議室、プロジェクトのアイデアや課題を効率よく集約するファシリテーター支援などを特徴に持つワークプレイスで感情や会話を分析し、臨場感を検証する。