パーソルキャリアは4月19日、「地方移住への興味、都市部から地方や故郷に転職した理由」に関する調査結果を発表した。調査は1月20~25日、20~59歳の男女ビジネスパーソン1万5,000人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず、「新型コロナ感染拡大の影響で、あなたは故郷や地方へ移住して仕事をすることに対してどの程度興味を持っていますか」と聞いたところ、「興味があり、すでに移住している」(2.6%)、「興味があり、前向きに検討したいと思う」(7.9%)、「まあまあ興味がある」(18.7%)、「あまり興味がない」(29.3%)、「まったく興味がない」(41.4%)という結果だった。
そして、同結果を年代別で見たところ、20~30代の若い年齢層ほど関心が高いという傾向があった。
また、転勤を除き、これまでに都市部から地方や故郷に転職した経験があるという人に「その理由」を聞くと、「実家がある」(44.9%)、「自然にあふれた魅力的な環境」(20.9%)、「都会の生活に疲れた」(20.5%)、「生活コストの削減」(17.3%)、「子育てに適した自然環境」(16.5%)、「現在の環境から離れたい」(13.4%)、「趣味・生き方が実現できる場所を求めている」(8.0%)、「知人に誘われている・知人がいる」(6.5%)、「子どもの教育・知力・学力向上」(6.0%)、「住んでみたい好きな場所がある」(5.7%)、「移住してやりたい仕事がある」(5.4%)、「知らない場所で生きることに挑戦したい」(4.8%)、「家業を継ぐ」(4.3%)、「旅が好きなのでその延長で」(3.0%)、「療養に適した場所である」(2.5%)という結果になっている。