久光スプリングスの運営会社であるSAGA久光スプリングスはこのほど、佐賀県鳥栖市に建設予定の新練習拠点のコンセプトを発表した。

  • 新練習拠点 北側外観パース

同施設は、佐賀県鳥栖市に2023年春に開業を予定している久光スプリングスの新練習施設。2021年3月から実施設計を行い、工事は9月から開始する。構造は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上 3 階。バレーボールコート 3 面のメインアリーナに、バレーボールコート2面、バスケットボールコート1面のサブアリーナ、クラブハウス、トレーニングルーム、多目的室などを備える。

  • メインアリーナ

同施設の基本コンセプトは「『世界へはばたく』~SAGAから世界へ~ 佐賀・鳥栖の子どもたちや女性がはばたくトレーニングアリーナ」。「世界レベルの女性プロスポーツチームの拠点」「佐賀の地域スポーツ活動育成の拠点」「子どもや女性、すべての人がイキイキと輝く」「地球にやさしいゼロエネルギービル」も掲げ、国際基準のタラフレックスを敷設する。

充実した疲労回復設備を有する世界を目指す女性プロバレーボールチームのトレーニング拠点となることを目指し、鳥栖スタジアムと連携した地域のスポーツ拠点の場として、鳥栖市の地の利を生かしたジュニア ・ 中学や高校バレー、佐賀県を中心とした九州各県のママさんバレー、 スポーツの活動拠点としての役割も担うという。

  • サブアリーナ

また、脱炭素を目指す地球にやさしいゼロエネルギービルディング(ZEB-Ready 50%削減)でもあるとのこと。