JR東日本新潟支社は、2021年秋頃の運転終了を予定している上越新幹線E4系「Max」のラストラン企画を開始する。全7編成にラストランロゴをモチーフにした車両ラッピングを施すほか、車内売店スペースにもラストラン装飾を施し、カプセルトイの新商品販売も行う。ラストラン専用ホームページも開設される。

  • E4系「Max」の車両ラッピングイメージ(JR東日本新潟支社提供)

ラストランロゴは、上越新幹線E4系「Max」と利用者への感謝の気持ちを込めて製作。車両のシルエットをモチーフに、進化し続ける新幹線の未来を矢印で表現した。特徴的な2色のカラーを数学記号の「イコール」で表現し、変化し続ける未来に答えを出し続けていきたいとの思いを形に。E4系「Max」の運転終了まで、このラストランロゴをモチーフにした車両ラッピングを全7編成の先頭車両と最後部車両に施す。

カプセルトイは、上越新幹線で運転された歴代車両のイラストをモチーフにしたボトルキャップステージ全10種類の新商品を用意。4月1日以降、全7編成の車内売店スペース(5号車または13号車)にて、運転終了まで発売される(1回400円)。あわせて車内売店スペースにもラストラン装飾を施す。

  • ラストランロゴ(JR東日本新潟支社提供)

その他、新潟駅新幹線東口改札前の「新潟三新軒」で販売している「ニイガタスムージー」が好評のため、販売期間を5月5日まで延長。上越新幹線E4系「Max」のラストラン専用ホームページは3月下旬に開設される。JR東日本のおもな駅にて、上越新幹線の運行を支えるJR東日本グループ社員からのメッセージを伝えるポスターなどを掲出し、E4系「Max」のラストランを盛り上げる。