小学生、中学生の頃にきっと誰もが経験したであろう“鉛筆削り”。しかし、こんなとんでもない削り方をする人がいるなんて……!?
フォロワー約2万3千人(2月16日現在)を抱える「鉛筆彫刻人」シロイさん(@shiroi003)の作品がツイッターで注目を集めています。
話題になっているのは、なんと鉛筆を削って作ったという「東京スカイツリー」! その精巧な作りに「もう神すぎて好きです」「ナチュラルに凄すぎんか、これ」「芸術品過ぎてもはや感想が出ない」と多くの称賛が。約2万6千のリツイート、18万いいねが寄せられています。
シロイさんに鉛筆彫刻をはじめたきっかけや、その奥深さについて伺いました。
ツイ主さんに聞いてみた
――精巧で不思議で、遊び心もあり、シロイさんの鉛筆彫刻に深い魅力を感じました……。鉛筆彫刻をはじめたきっかけなどがあったのでしょうか?
シロイさん:偶然TVで見た鉛筆彫刻に感動したのがキッカケですね。文字を書いて伝える鉛筆自体を文字にしてしまうアイデアや、折れるものなのに折れないよう作る技術に衝撃を受けました。
――シロイさんが思う鉛筆彫刻の魅力は?
シロイさん:鉛筆彫刻の魅力は「折れるからこその美しさ」ですね。鉛筆の芯は一歩間違えば簡単に折れてしまうもの。作るのにも形を保つにも不安定なものです。その折れるか折れないかの間にこそ鉛筆彫刻の魅力があると思います。
――折れやすいものだからこそ美しい……日本の美に通じるものがあります。制作する上で難しく感じるポイントは?
シロイさん:芯の直径内でいかに表現できるかですね。鉛筆の種類によって芯の太さも大小がありますが、それでも小さなものです。その制約の中でどう上手く表現できるかいつも悩んでいます。
――今回の作品「Pencil Tokyo Skytree」が大きな反響を呼びました。率直なご感想などはありますか?
シロイさん:率直に驚いております。それと同時に嬉しいですね。かなり力を入れた作品でしたので、多くの方に見ていただけたことは作者として嬉しいことです。
【新作完成】
— シロイ/鉛筆彫刻人✏ (@shiroi003) February 10, 2021
鉛筆の芯で東京スカイツリーを作りました。 pic.twitter.com/qvfA40shDS