第一生命保険は1月27日、「第34回第一生命サラリーマン川柳コンクール」の優秀作品100句を発表した。2020年9月~10月に作品を募集し、2000年以降では過去最高の応募総数6万2,542句を記録した。

テレワークをテーマに詠んだ作品が多数入選

  • 「第34回第一生命サラリーマン川柳コンクール」(出典:「第34回第一生命サラリーマン川柳コンクール」Webサイト)

今回は、新型コロナウイルスの流行に伴うテレワークの増加を受け、テレワークをテーマとした作品が多数入選したほか、脱ハンコやマスク文化、自身の健康を省みる句など、コロナ禍における生活を表現した作品が目立った。

■優秀作品(一部)
「『出社日は 次はいつなの?』妻の圧」(在宅ワークマンさん)
「脱ハンコ 進めるために 判が要る」(公務印さん)
「お父さん マスクも会話も よくずれる」(さごじょうさん)
「体重増! リモート会議で あなた誰!?」(ダイエットスタートさん)

同コンクール特設サイト及び「健康第一」アプリでは、1月27日~3月19日の期間、優秀作品100句からベスト10を決定する投票を実施。投票者の中から抽選で総計800人にパナソニック「ビタミンサーバー」などをプレゼントする。投票結果は2021年5月下旬に発表を予定している。

また、20代限定企画として、写真で一句詠む「#フォロサラ」を開催。応募総数806句の中から、ベスト3が決定した。応募作品は公式Twitter、Instagramで公開している。

併せて、地方創生の一環として実施しているご当地版サラリーマン川柳「地元サラ川(ジモサラ)」の結果も発表。2020年度は全国19団体(自治体・警察)が、「お国自慢」や「ウチカツ(家活・打ち勝つ)川柳)などユニークなテーマで募集し、応募総数2万5,288句の中から入選作品が決定した。