ユーキャンは12月2日、「2021年のトレンド予測とwithコロナ時代の働き方と学び方に関する意識調査」の結果を発表した。調査は11月3日~9日、一都三県在住の20代~50代の男女430名(男性217名、女性213名)を対象にインターネットで行われた。
「2021年に取っておくと武器になると思う資格は何だと思うか」と質問したところ、1位「TOEIC(R)テスト」(17.2%)、2位「ファイナンシャルプランナー(FP)」(16.3%)、3位「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)」(14.2%)と、上位は昨年調査と同じ結果となった。
特に1位の「TOEIC(R)テスト」は3年連続のトップとなり、「英語はもう基本」(29歳・女性)「どんな業種でも国内外とかかわる会社であれば、戦力とみなされる」(31歳・女性)など、基本となるスキルとして英語が認識されている様子がうかがえる結果に。
また、FPに関しては「お金のことは一生のことなので」(34歳・女性)といった声が、MOSに対しては「在宅勤務にもつながる資格だから」(32歳・女性)といった声が多く見受けられた。
次いで、4位行政書士(13.3%)、5位簿記(12.3%)、6位社会保険労務士(11.4%)、7位ITパスポート(10.9%)、8位メンタルヘルス・マネジメント検定(10.7%)、9位ケアマネージャー(介護支援専門員)(9.8%)、10位宅建士(9.5%)と続く。
最後に、「資格の取得や自身のスキルアップについて興味があるか」と聞いたところ、例年通り6割ほどがスキルアップに「興味あり(とても+少し)」(61.9%)と回答。また、「今後、新たな資格を取得したいか」という問いに対しても、6割超が「取得したい(とても+どちらかというと)」(62.3%)と回答し、多くの人が資格取得に意欲的であることがわかった。