日経BP総合研究所は10月22日、「シティブランド・ランキング ―住みよい街2020―」の結果を発表した。調査は7月21日~8月23日、「日経ビジネス電子版」登録者を中心とした20代以上のビジネスパーソン2万1,850名を対象に、WEBアンケート形式で行われた。

  • 「シティブランド・ランキング ―住みよい街2020―」総合TOP30

    「シティブランド・ランキング ―住みよい街2020―」総合TOP30

同ランキングは、実際に住んでいる街/直近で住んでいた街の「住みよさ」について、「安心・安全」「快適な暮らし」「生活の利便性」「生活インフラ」「医療・介護」「子育て」「自治体の運営」「街の活力」の8分野・合計38の評価項目にて評価してもらった結果を集計し、ランキング化している。

その結果、ビジネスパーソンが考える「住みよい街」ランキングの1位には、東京都の「武蔵野市」が選ばれた。武蔵野市は【街の活力】でトップだったほか、いずれの分野でも高い評価を得て1位を獲得。

また、2位「千代田区」、3位「文京区」、4位「中央区」、5位「港区」と、いずれも東京都が上位を独占。さらに、「府中市」が10位にランクインするなど、東京都から6市区がTOP10入りを果たした。

分野別にみると、【街の活力】は東京都「武蔵野市」、【安心・安全】では千葉県「印西市」、【快適な暮らし】では兵庫県「赤穂市」、【生活の利便性】は宮崎県「宮崎市」、【生活インフラ】は東京都「中央区」、【医療・介護】は福岡県「久留米市」、【子育て】は茨城県「つくば市」、【自治体の運営】は東京都「港区」がそれぞれトップとなった。

  • 「シティブランド・ランキング ―住みよい街2020―」エリア別TOP3

    「シティブランド・ランキング ―住みよい街2020―」エリア別TOP3

エリア別ランキングでは、北海道・東北エリアは「札幌市」(北海道)、関東エリアは「武蔵野市」(東京都)、中部エリアは「長久手市」(愛知県)、近畿エリアは「西宮市」(兵庫県)、中国・四国エリアは「松山市」(愛媛県)、九州・沖縄エリアは「春日市」(福岡県)が、それぞれ1位を獲得した。