俳優の細田善彦と女優の大友花恋が、日本テレビ系ドラマ『35歳の少女』(10月10日スタート、毎週土曜22:00~)に出演することが決まった。

  • 細田善彦(左)と大友花恋

不慮の事故により10歳で突然、長い眠りにつき、2020年に25年ぶりに目覚めた“35歳の少女”今村望美(柴咲コウ)の成長物語を描く同作。細田は、橋本愛演じる望美の妹・愛美の元恋人である相沢秀男。大友は、相沢の恋人で愛美の部下の林田藤子を演じる。

細田と大友は今回が初共演。細田は「遊川(和彦)さんの作品は子供の頃からたくさん見てきたのですが、実は、この作品のお話を頂く少し前にも過去の作品を改めて見直していたところでした。いつ見ても色褪(あ)せることのない作品。その世界に参加させていただけることを非常にうれしく思っています」とコメント。

大友は「1話の台本を読み、自分が自分らしく生きるためのエネルギーがうまく循環しないもどかしさを登場人物全員から感じました。私が漠然と感じていたモヤモヤとした思いは誰もが感じているものなのかもしれない、そしてこれから、そんな想いをこの作品がきっと明るく照らしてくれる、と早速救われこの作品のファンになりました」といい、「藤子として、そんな作品の一部になれる喜びと責任をしっかりと噛み締めながら撮影に臨みます!」と意気込んだ。

大平太プロデューサーは「実は、お2人にお願いする『相沢』と『藤子』役が、最後の最後まで決まらなかったんです。出演シーンは少ないけど、物語にスパイスを効かせる重要な役なので、脚本の遊川さんにも、相当なこだわりがありました。だからこそ、粘りに粘ってお願いすることに決めたお2人には、自信を持って、思い切り演じてほしいです。子供の頃に遊川作品に触れていたというお2人が、新たに“遊川ファミリー”の一員になってくれた奇跡に感謝しながら、一緒にファンキーなシーンを作っていけたらと思います」と話している。