「自分も結婚できれば幸せなのに……」そんな風に思っている人はいませんか? 結婚すること自体がゴールだと思ってしまうと、本当に大切なことを見落とすかもしれません。

作家でコラムニストのアルテイシアさん(@artesia59)のツイートした、ある二組の夫婦の話が話題になっていました。

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共稼ぎ婚をしていた女友達は、高収入の夫から「だったら俺より稼いでみろ、そしたら俺も家事をやるよ」と言われて「支え合えないパートナーならいない方がマシだ」と離婚を決めた。別の女友達は専業主婦をしていた時期に「あなたが働いて稼いだお金だから、大切に使いたい」と夫に言うと

「あなたが家のことをしてくれるお陰で僕は働けるんだから、これは2人で稼いだお金だよ」と言われたという。「結婚」という箱でも、中身はみんな違う。皆さんにはウンコじゃなく黄金(暗喩ではない)の入った箱を選んでほしい。(@artesia59より引用)

結婚すれば幸せになれる? そんなはずはありません。大切なことは、「誰と、どう生きていくのか」。どれだけ他人の“結婚生活”がきらびやかなものに見えたとしても、大切なのは中身なんですよね。

この投稿に、「私も元配偶者にお前が俺くらい稼ぐには風俗行くしかない!! って言われました」「うちも数年前、離婚の危機だった時、全く同じ事言われました」「『俺くらい稼いでみろ!』私もほざかれました。そんな奴は断捨離」と同じような経験をした人からのコメントや、「女性は出産があるし、夫選びが人生一番のリスクヘッジかも」「いい人に巡り会うのが大切ですよね」としみじみ人生について考えてしまった声も寄せられていました。

アルテイシアさんに今回の投稿が話題を呼んだことについて感想を聞いてみたところ、「コラムに書いた『結婚は単なる箱で、中身は50年の共同生活』というメッセージが、多くの人に伝わると嬉しいです。そして、ウンコじゃなく黄金(暗喩ではない)の入った箱を選んでほしいです」とのこと。気になった方は、ぜひコラムもチェックしてみてください。