お金に関する情報メディア「まねーぶ」(GV運営)は8月18日、20代~60代のクレジットカード非保有者を対象とした意識調査の結果を発表した。調査期間は2020年7月27日~8月2日、有効回答は643人。

キャッシュレス化の普及で現金決済に不満も

  • クレジットカードを持たない理由

クレジットカードを持たない理由を聞くと、「持ちたくない」が71.7%、「持てない」が28.9%との結果に。「持ちたくない」理由としては、「使いすぎてしまう」が257人と最も多く、次いで「現金で管理したいため」が196人、「後払いが嫌なため」が183人と続いた。

クレジットカードを持っていなくて困ったことは、1位「オンラインショッピング利用時」(212人)、2位「財布に現金が入っていない時」(145人)、3位「高額な買い物時」(135人)となった。

今後のクレジットカード保有意思を尋ねると、「持ちたい」が50.1%、「持ちたくない」が49.9%と、回答が二分する結果に。「持ちたい」と答えた人が保有したいクレジットカードは、1位「年会費無料」(276人)、2位「ポイント・マイルの還元率が高い」(170人)、3位「使えるお店が多い」(167人)と、お得さと安全性に関する項目が上位を占めた。

また、クレジットカードを何に利用したいかについては、1位「オンラインでの買い物」(270人)、2位「実店舗での買い物」(109人)、3位「ガソリン・ETC」(74人)となった。

キャッシュレス化の普及で、「現金決済に不満を感じる」と答えた人は30.0%。理由としては、1位「ポイント還元の恩恵が無い」(100人)、2位「金銭の受け渡しが面倒」(74人)、3位「会計に時間が掛かる」(71人)となり、同調査では「キャッシュレス決済での還元恩恵がないことから、現金決済への不満が高まっているようだ」と推測している。