アスマークは8月11日、「Go To Travel キャンペーンに関する調査」の結果を発表した。調査日は2020年7月22日、調査対象は関東1都3県、関西2府2県に居住する20~69歳の個人で、有効回答は600人。
キャンペーンの利用、慎重派が過半数
「Go To Travelキャンペーン」の利用状況・今後の利用意向を尋ねると、関東・関西ともに、「今後、条件が合えば利用したい」(関東30.8%、関西31.1%)より、「今後、利用するかどうか未定」(同55.7%、同54.3%)の割合が大きく上回り、過半数がキャンペーンの利用に慎重になっていることが浮き彫りになった。
一方、「利用する予定がある」人の割合は、関東6.6%、関西10.4%にとどまった。詳細をみると、特に関西の男性20~34歳で高くなっていた(21.7%)。
キャンペーン利用意向者に行きたいエリアを質問すると、関東は近隣の「関東地方」(39.3%)が最も多く、以下、「北海道」(32.6%)、「九州・沖縄地方」(31.3%)との順に。それに対し、関西は「九州・沖縄地方」(37.9%)が最多となり、次いで「近畿地方」(33.3%)、「北海道」(28.7%)と続いた。
キャンペーン利用予定者に旅行する予定のエリアを聞くと、関東は「関東地方」・「甲信越・北陸地方」(各31.6%)が同率の首位で、2位は「九州・沖縄地方」(21.1%)だった。他方、関西は行きたいエリアと同様に「九州・沖縄地方」(37.9%)が1位で、2位は「北海道」・「近畿地方」(各31.0%)となった。