◆本記事はプロモーションが含まれています。

【この記事のエキスパート】
ペット専門エディター&ライター:井手 綾子

ペット専門エディター&ライター:井手 綾子

編集歴は20年以上。
雑誌の編集長を経てフリーランスのライターとなる。インタビューや取材した人・お店の数は1000以上。クスっと笑えるものから、読んでタメになる読み込む記事までさまざまな記事を執筆している。

中でも、医療ものや動物関係が得意。今までに買ったことのある動物は、犬、猫、鳩、インコ、ジュウシマツ、キジ、リス、ウサギ、カメ、鶏、ウシガエル、金魚、カタツムリ、てんとう虫、カブトエビなど。


犬用耳掃除グッズ(イヤークリーナー)には、洗浄液、パウダー、シートなどさまざまな種類があります。この記事では、専門家への取材をもとに犬用耳掃除グッズの選び方とおすすめ商品をご紹介。初めて耳掃除する方の為に、やり方や頻度も解説しています。

犬にとって耳掃除は必要?

基本的に耳にトラブルがなければ、無理に耳掃除をする必要はありません。

ただし、梅雨や高温多湿な時期には注意が必要。犬の耳の中が蒸れやすくなり細菌が繁殖しやすく、放っておくと外耳炎などの耳のトラブルに繋がる可能性があります。

適切なケアをすることが重要ですが、犬にそもそも備わっている自浄作用を阻害してしまうような方法で耳掃除をしてしまうと、かえってトラブルの原因となってしまう場合も。正しい耳掃除の仕方と頻度をチェックして、愛犬に負担の無い耳掃除をしてあげましょう。

耳掃除が必要な状態や犬の特徴
耳掃除が必要な犬とは

外耳炎が起きている時、また分泌物が多い犬、耳垢腺が過形成を起こしている犬、短頭種などの耳道が狭い犬は、耳掃除が必要な場合があります。

その他にも、たれ耳の犬種も耳が汚れやすいので、定期的に耳の様子をチェックしてくださいね。

耳の病気(外耳炎)になりやすい犬種

とくに外耳炎になりやすい犬種を絞ってご紹介します。若いうちに発症することが多いので、まだ1歳だから…と思わず、なるべく耳に異変が無いかこまめに見てあげてください。

<外耳炎になりやすい犬種の一例>
・アメリカン・コッカー・スパニエル
・ラブラドール・レトリーバー
・シーズー
・ミニチュアシュナウザー
・フレンチブルドッグ
・パグ

犬の耳が臭い、汚れているときに!
犬用耳掃除グッズの選び方

犬の耳は放置していると耳が臭ったり、汚れたりして、炎症を起こしてしまうことも。耳掃除に必要なグッズについて、まずは選び方をチェックしていきましょう。選び方のポイントは下記。

【1】犬種や使い方に合わせてタイプを選ぶ
【2】性格や体質に合わせて香りや成分を選ぶ

上記のポイントをおさえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】犬種や使い方に合わせてタイプを選ぶ

犬の耳掃除グッズは主に「洗浄液」「パウダー」「シート」の3種類。それぞれ特徴や適したタイプが異なります。個々の体質や性格、犬種によって耳の掃除グッズのタイプを選んであげましょう。

シーズー、コッカー・スパニエル、パグ、ゴールデンレトリバーなど
洗浄液タイプ|オイリーな肌質、垂れ耳の犬種に

垂れ耳のワンちゃんや脂っぽい肌質の犬種は、ほかの犬種よりもマラセチア皮膚炎といった肌のトラブルが起きやすいといわれています。代表的な犬種は、シーズー、コッカー・スパニエル、パグ、ゴールデンレトリバーなどです。

そんなデリケートな肌質の犬種には、低刺激タイプの耳掃除グッズを選んであげましょう。アルコールを含んでいないものや、天然由来のやさしい成分にこだわったものが適しています。

シート、綿棒タイプ|手軽さNo1

愛犬の耳の汚れがちょっと気になったときなどに便利なのが「シート、綿棒タイプ」の耳掃除グッズ。あらかじめシートや綿棒に洗浄液が染み込ませてあり、取り出してすぐ使えるので、準備の手間がかかりません。

また、耳掃除をはじめることを察知されにくいので、耳掃除に拒否反応を示す犬にも使いやすいでしょう。犬にも飼い主にもストレスが少ない耳掃除グッズです。

【2】性格や体質に合わせて香りや成分を選ぶ

犬種とあわせて、犬の性格や体質も考えたうえで耳掃除グッズを選びましょう。

耳掃除が苦手|無香料タイプを試そう

出典:Amazon

耳掃除が苦手な犬は、飼い主が耳掃除の準備をはじめると逃げてしまうこともあるでしょう。犬の嗅覚はすぐれているため、耳掃除グッズのにおいを一度覚えると敏感に反応します。

また、犬が耳掃除をいやがる理由として、耳掃除グッズの香りが苦手ということも考えられます。犬用耳掃除グッズにはハーブやシトラスといった香りつきのものも多いので、無香料タイプのものを試してみるといいかもしれません。

肌が弱い犬|アルコールフリーのものを

出典:Amazon

耳の内側はとてもデリケートな部分です。肌が弱い犬の場合、殺菌力の強い耳掃除グッズを選ぶと、炎症などを起こしてしまうおそれがあります。

殺菌力のあるアルコールはよく配合されている成分ですが、肌が弱い犬には刺激となってしまうことも。できるだけアルコールフリーや低刺激にこだわった商品を選んであげるといいでしょう。

舐める心配がある犬|成分にも注目

出典:Amazon

元気いっぱいの子犬やいたずら好きな犬の場合、耳のお手入れをするときに、耳掃除グッズをくわえて逃げたり、誤って舐めたりすることがあるかもしれません。

万が一、口に入ってしまったときに備えて、舐めても体に影響の出ない商品を選ぶのもおすすめです。天然由来成分のみで作られたやさしい耳掃除グッズも販売されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)