シック・ジャパンはこのほど、「女性の暮らしに関する実態調査」の結果を発表した。同調査は7月2日〜3日、全国の20代〜40代の女性1,328人を対象に、インターネットで実施した。
自分に自信があるか尋ねたところ、75.9%が「どちらかと言えばない」「ない」と回答した。
自分に自信を持つためにやったことがあるものについて聞くと、最も多い回答は「顔や身体のスキンケア」(55.6%)、2位は「ダイエット」(51.9%)、3位は「除毛ケア」(43.6%)となった。また、全体の85.1%が自分に自信を持つために身体をケアしていることがわかった。
VIOケアをしている女性に、夏に向けてVIOケアをしようと思う理由について尋ねると、「汗をかいてムレやすくなるので、清潔に保つため」(51.2%)という回答が最も多かった。次に多い回答は「水着を着る機会に備えて」(19.0%)となっている。
実際にVIOのお手入れをしたことのある人に、理想のVIOの形を聞いたところ、1位は「ナチュラル」(33.9%)、2位は「逆三角形」(15.8%)だった。年代別にみると30代、40代では「特にこだわりはない」「該当するものがわからない/アンダーヘアの形について考えたことがない」と回答する人が多い。若年層を含めても「ナチュラル」「逆三角形」と無難なものを選ぶ人が多いことがわかった。
アンダーヘアの形を選ぶ際に迷う理由についても聞くと、「そもそも、どのような形があるのかわからないから」と回答した女性は37.3%と最も多くなっている。
同社では、ショーツ別のおすすめVIOの形を紹介している。お腹とお尻全体を包み込む安定感のある「フルバック」は、シンプルにVラインの長さを整えるケアがおすすめとのこと。
一般的なタイプのショーツ「ノーマル(スタンダード)」におすすめの形は、一般的な「ナチュラル」「逆三角形(トライアングル)」だが、「逆三角形型」の上部を低くした「トライアングルミニ型」もおすすめだという。
腰骨の位置ではくローウエストタイプのショーツ「ヒップハンガー(ローライズ)」は、Vラインの上部を低めの位置で整える「トライアングルミニ型」がおすすめとのこと。
「Tバック」は、縦長に同じ幅で残す「スクエア型」、Vラインが細い「Gスト」は、細長い長方形の「ツーフィンガー型」がおすすめだという。「ボーイズレッグ(ボクサータイプ・一分丈ショーツ)」は、Vライン上部を低めの位置で整える「トライアングルミニ型」、レース素材のショーツにはアンダーヘアをすべて処理してつるつるにする「ハイジニーナ型」がよいとのこと。
Vラインの布面積が少ないビキニやデザイン性の高いショーツや水着には「たまご型(オーバル)」が向いている場合もあるという。
正しいVIOのお手入れ方法についても紹介している。VIOはデリケートなゾーンで、かつ処理がしづらい場所であるため、肌にやさしい4、5枚刃や、敏感用カミソリを使用するのがよいとのこと。
Vラインは、そる範囲が決まったら、そりやすい体勢をとり、重ねぞりをしないようにやさしくそることをすすめている。Iラインは自分の目では確認しづらい部位のため、お手入れの際は鏡を使うなど工夫するのがよいとのこと。
Oラインはそり残しが多い部位であることから、毛の生えている部分を鏡で確認しながらお手入れするとよいという。お尻を片方ずつ外側に押さえながら、外側から内側へこまめにていねいにそる方法がおすすめとのこと。
最後に、自分自身の「人から見えない部分をケア」することが自信につながると思うか聞くと、84.5%が「思う」「どちらかと言えば思う」と回答した。多くの女性は、人から見えない部分をケアすることが、自分自身への自信につながると考えていることがわかった。